インテルのみ表示可能 — GUID: tng1481887760138
Ixiasoft
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5.4.2.2. レートマッチFIFO
非同期システムでは、アップストリーム・トランスミッターおよびローカルレシーバーは独立したリファレンス・クロックでクロッキングすることができます。リカバリー・クロック・ドメインからローカルレシーバーのリファレンス・クロック・ドメインにラッチされると、データは、数百PPMのオーダーにおける周波数差によって破損されることがあります。レートマッチFIFOは、FIFOがそれぞれ空になる、またはフルになるのを維持するために、データストリームのSKPシンボルを挿入または削除することによって、これら2つのクロックドメイン間の小さなクロック周波数差を補償します。
PCI-Express 3.0ベース仕様は、SKP Ordered Set (OS) が66、98、130、162、または194ビット長になり得ることを定義しています。SKP Ordered Setは、2ビットSync、8ビットSKP END、および24ビットLFSR = 34Bitの固定ビットを備えています。Rate Match/Clock補償ブロックは、FIFOがそれぞれ空になる、またはフルになるのを維持するため、4SKPキャラクター (32ビット) を追加または削除します。FIFOがフルに近い状態になれば、Rate Match/Clock補償ブロックはSKPが検出されるたびに書き込みをディスエーブルすることによって4SKPキャラクター (32ビット) を削除します。FIFOがほぼ空になった場合は、FIFOからのデータの読み出しを開始および停止するためにデザインがSKP Ordered Setを待ち、発信データにSKPを挿入します。実際のFIFOコア (メモリーエレメント) はPCSチャネルのShared Mamoryブロックにあります。