インテル® Stratix® 10 LタイルおよびHタイル・トランシーバーPHYユーザーガイド

ID 683621
日付 3/03/2020
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ドキュメント目次

5.2.2.10.4. Interlakenモード

Interlakenモードでは、RX Core FIFOはInterlakenデスキューFIFOとして動作します。デスキュープロセスを実装するには、使用可能なFPGA入力および出力フラグに基づいてFIFO動作を制御するFSMを実装します。

例えば、フレームロックが達成された後、データはチャネル上で最初のアライメント・ワード (SYNCワード) が検出された後に書き込まれます。結果として、そのチャネルの rx_fifo_pempty (FIFO部分的に空のフラグ) はLowになります。すべてのチャネルの rx_fifo_pempty および rx_fifo_pfull フラグは監視する必要があります。rx_fifo_pfull フラグのいずれかがアサートする前にすべてのチャネルからの rx_fifo_pempty フラグがデアサートする場合、リンクのすべてのレーンでアライメント・ワードが検出されたことを意味しており、rx_fifo_rd_en をアサートすることによってすべてのFIFOから読み出しを開始します。そうしないと、すべてのチャネルにおける rx_fifo_pempty フラグのデアサートの前に任意のチャネルからの rx_fifo_pfull フラグがHighになる場合、rx_fifo_align_clr 信号をトグルし、プロセスを繰り返すことによってFIFOをリセットする必要があります。

図 200. InterlakenデスキューCore FIFOとしてのRX Core FIFO