インテル® Stratix® 10 LタイルおよびHタイル・トランシーバーPHYユーザーガイド

ID 683621
日付 3/03/2020
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ドキュメント目次

2.5.4.2.2. オート・ネゴシエーション

オート・ネゴシエーションが要求された際に、チャネルはサポートされている最高の周波数で初期化し、フレーム同期が成功しなければ、逐次的に低いデータレートへと切り替わります。デザインにオート・ネゴシエーションが必要な場合には、データ伝送で要求されるクロックを生成するために必要なPLL数を最小限に抑えることができるように、ベース・データ・レートを選択します。

適切なベース・データ・レートを選択すると、ローカルクロック生成ブロック (CGB) 分周器の変更により、データレートの変更ができます。ベース・データ・レートを1つにすることが難しい場合には、追加のPLLを使用して必要なデータレートを生成します。

表 122.  使用可能なデータレートに推奨されるベース・データ・レートおよびクロック生成ブロック
Data Rate (Mbps) ベース・データ・レート (Mbps) Local CGB Divider
1228.8 9830.4 8
2457.6 9830.4 4
3072.0 6144.0 2
4915.2 9830.4 2
6144.0 6144.0 1
8110.08 8110.08 1
9830.4 9830.4 1
10137.6 10137.6 1
12165.12 24330.24 2
24330.24 24330.24 1