インテル® Stratix® 10 LタイルおよびHタイル・トランシーバーPHYユーザーガイド

ID 683621
日付 3/03/2020
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ドキュメント目次

5.2.1.7. Interlakenディスパリティー・ジェネレーター

Interlakenディスパリティー・ジェネレーター・ブロックはInterlakenプロトコル仕様に準拠しており、DCバランスされたデータ出力を提供します。

Interlakenプロトコルは、送信データを反転させることにより、10Gb Ethernetで使用される64B/66Bコーディング方式の無制限のベースライン変動やDCの不均衡を解決します。ディスパリティー・ジェネレーターは送信データを監視し、ランニング・ディスパリティーが常に±96ビット境界内にあることを確認します。また、ディスパリティー・ジェネレーターは、データが反転されたかどうかをレシーバーに知らせるために、67番目のビット (ビット66) を追加します。

表 149.  反転ビットの定義

ビット66

説明

0

ビット[63:0]は反転されていません。レシーバーはこのワードを変更せずに処理します。

1

ビット[63:0]は反転されています。レシーバーはこのワードを処理する前にビットを反転します。

注: Interlakenディスパリティー・ジェネレーターは、Interlakenプロトコルを実装するために使用することができます。