インテルのみ表示可能 — Ixiasoft
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2.4.2.3.2. GbEおよびIEEE 1588v2に準拠したGbEの8B/10Bエンコーディング
IEEE 802.3仕様では、GMII (Gigabit Media Independent Interface) がIdle状態の際には常に、GbEが連続的に繰り返しIdleオーダーセット (/I/) を送信することが要求されます。この送信により、送信するアクティブなデータがないときにも常に、レシーバーがビットおよびワードの同期を維持することを保証します。
GbEプロトコルでは、/K28.5/コンマに続く/Dx.y/であれば、現在のランニング・ディスパリティーに基づき、トランスミッターによって/D5.6/ (/I1/オーダーセット) または/D16.2/ (/I2/オーダーセット) に置き換えられます。ただし、/K28.5/の後続データが、/D21.5/ (/C1/オーダーセット) または/D2.2/ (/C2/) オーダーセットの場合はこの限りではありません。/K28.5/の前のランニング・ディスパリティーが正の場合は、/I1/オーダーセットが生成されます。ランニング・ディスパリティーが負の場合は、/I2/オーダーセットが生成されます。/I1/の最後のディスパリティーは、/I1/の最初のディスパリティーと反対です。/I2/の最後のディスパリティーは、最初のランニング・ディスパリティー (Idleコードの直前にあるもの) と同じです。このシーケンスにより、Idleオーダーセットの最後は負のランニング・ディスパリティーになります。/K28.5/に続く/Kx.y/は置き換えされません。
GbEおよびIEEE 1588v2に準拠したGbEでの8B/10Bエンコーダーのリセット状態
tx_digitalreset のデアサート後、ユーザーデータを tx_parallel_data ポートに送信する前に、トランスミッターは少なくとも3つの/K28.5/コンマ・コード・グループを自動的に送信します。この送信が、レシーバーの同期ステートマシンの動作に影響を与えることがあります。
同期シーケンスをいつ送信開始するかによって、自動的に送信される3つの/K28.5/コードグループの最後と、同期シーケンスの最初の/K28.5/コードグループとの間に送信される/Dx.y/コードグループが偶数または奇数になります。これら2 つの/K28.5/コードグループの間で偶数の/Dx.y/コードグループが受信された場合に、同期シーケンスの最初の/K28.5/コードグループが奇数のコードグループ境界で始まります。同期ステートマシンはこれをエラー状態として扱い、同期ステートを失った状態に入ります。