インテルのみ表示可能 — GUID: thi1481872283113
Ixiasoft
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3.2.4. リファレンス・クロック・ネットワーク
リファレンス・クロック・ネットワークは、タイル内のバンクの VCCR_GXB および VCCT_GXB の動作電圧が異なっていても、リファレンス・クロック・ソースをトランシーバー全体に分配します。これにより、任意のリファレンス・クロック・ピンがデバイスの同じ側面にある任意のトランスミッターPLLを駆動できます。複数のトランスミッターPLLを使用するデザインでは、同一のリファレンス・クロック周波数が必要となり、また同じタイル内に配置されていることが必要であるため、同じ専用リファレンス・クロック (refclk) ピンを共有することが可能となります。
さらに、専用の電圧レギュレーターを備えた2つの高品質リファレンス・クロック・ラインが使用可能です。タイルでは、一方のラインは下部のリファレンス・クロックによって駆動され、もう一方のラインは上部のリファレンス・クロックによって駆動されます。OTN、SDI、またはGXTの実装には高品質のリファレンス・クロック・ラインを使用してください。
リファレンス・クロック・ソースを高品質のリファレンス・クロック・ラインに割り当てるには、次のQSF割り当てを使用してください。
set_instance_assignment -name XCVR_USE_HQ_REFCLK ON -to pin_name
高品質のリファレンス・クロック・ラインを使用する場合、リファレンス・クロックおよびトランスミッターPLLの位置認識が重要です。例えば、Bank 0の下部リファレンス・クロックを使用してBank 2のトランスミッターPLLを駆動し、Bank 1の下部リファレンス・クロックを使用してBank 3のトランスミッターPLLを駆動すると、フィッターエラーが発生します。