インテル® Stratix® 10 LタイルおよびHタイル・トランシーバーPHYユーザーガイド

ID 683621
日付 3/03/2020
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ドキュメント目次

5.3.2.6.7. ModelSimのバイト・オーダリングの分析

この分析はModelSimで実行されます。

システムはリセットから解放され、TXパターンがRXチャネルに駆動されます。最初に、RXはシステムの準備が整う前にデータをストリーミングしています。システムの準備が整うと、結果のRXワードの制御文字が正しくない位置になります。バイト・オーダリングRTLの出力は、制御文字が正しいLSB位置に再アライメントされたことを確認します。

実験の目的で、TXパターンはリセットせずに変更されます。これは、SI/PI問題、熱問題、またはPDNの問題が原因でRXチャネルで発生する不整合をエミュレートする試みです。この例では、RXデータは、バイト・オーダリング・ブロックの出力後でも、制御文字を期待されるLSBにバインドします。

図 218. ModelSimのバイト・オーダリング分析