インテルのみ表示可能 — GUID: cdr1486486975453
Ixiasoft
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2.5.3.1.1. 10GBASE-RでのXGMIIインターフェイス方式
IEEE 802.3-2008で指定されているXGMIIインターフェイスは、32ビットデータおよび4ビット幅の制御文字を定義します。これらの文字は、156.25 MHzインターフェイス・クロックのポジティブエッジおよびネガティブエッジ (ダブル・データレート - DDR) の両方でMAC/RSとPCSの間でクロックされます。
トランシーバーは、MAC/RSへのXGMIIインターフェイスをIEEE 802.3-2008仕様で定義されているのと同様にはサポートしていません。その代わりに、MAC/RSとPCSとの間で64 ビットデータおよび8ビット・コントロールのシングル・データ・レート (SDR) インターフェイスをサポートしています。
10GBASE-R PHYのバリアントに入力する専用リファレンス・クロックは、322.265625 MHzまたは644.53125 MHzのいずれかで動作することができます。
10GBASE-Rでは、TX位相補償FIFO (PCSデータ) の読み出しクロックとTX位相補償FIFO (FPGAファブリックのXGMIIデータ) の書き込みクロックとの間の周波数を0 ppmにする必要があります。これは、XGMII クロックをトランシーバーの専用リファレンス・クロック入力、あるいはコアPLL (例えばfPLL) 用のリファレンス・クロック入力と同じリファレンス・クロックを使用して生成することによって実現できます。同一のコアPLLを使用して、RX XGMIIデータの駆動をすることができます。これは、RXクロック補償FIFOが、RXリカバリークロックによって駆動されるRX PCSデータ、およびRX XGMIIデータとの間のPPMでの周波数差を±100 ppmで処理することができるためです。
10GBASE-Rコンフィグレーションの詳細については、エンハンストPCS FIFOの動作の項を参照してください。