インテルのみ表示可能 — GUID: zbg1484177795698
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6.9.1. トランスミッターPLLの切り替え
PLLの切り替え手順を開始する前に、トランシーバー・ネイティブPHYインスタンスが複数のトランスミッターPLL入力を定義していることを確認してください。トランシーバー・ネイティブPHYをパラメーター化する際に、TX PMAタブでNumber of TX PLL clock inputs per channelパラメーターを指定します。
レジスターおよびビットの詳細については、Lタイル/Hタイル・トランシーバー・レジスターの論理レビューを参照してください。公開される tx_serial_clk ビットの数は、指定するトランスミッターPLLの数によって異なります。この動作には、ネイティブPHYリコンフィグレーション・インターフェイスを使用します。
トランシーバー・ネイティブPHYポート | 説明 | アドレス | ビット |
---|---|---|---|
tx_serial_clk0 | 論理 PLL0 を表します。ルックアップ・レジスター x117[3:0] は、論理 PLL0 から物理PLLへのマッピングを格納します。 | 0x117 (Lookup Register) | [3:0] |
tx_serial_clk1 | 論理 PLL1 を表します。ルックアップ・レジスター x117[7:4] は、論理 PLL1 から物理PLLへのマッピングを格納します。 | 0x117 (Lookup Register) | [7:4] |
tx_serial_clk2 | 論理 PLL2 を表します。ルックアップ・レジスター x118[3:0] は、論理 PLL2 から物理PLLへのマッピングを格納します。 | 0x118 (Lookup Register) | [3:0] |
tx_serial_clk3 | 論理 PLL3 を表します。ルックアップ・レジスター x118[7:4] は、論理 PLL3 から物理PLLへのマッピングを格納します。 | 0x118 (Lookup Register) | [7:4] |
該当なし | PLLセレクションMUX | 0x111 | [7:0] |
PLLの切り替えを実行する際、切り替えの対象となるアドレスおよびビットの値を指定する必要があります。以下に示す手順は、複数のPLLが1つのチャネルに接続されている場合の特定のトランスミッターPLLの選択について説明しています。CDRのデータレートを変更するには、チャネルおよびPLLブロックのリコンフィグレーションについての詳細の手順に従います。切り替えの対象となる論理PLLを決定した後、以下の手順に従って目的のトランスミッターPLLへの切り替えを実行します。
- ダイナミック・リコンフィグレーションの実行手順の手順1から10の必要な手順を実行します。
- 適切なルックアップ・レジスター・アドレスを読み出し、必要となる4ビットパターンを保存します。例えば、論理PLL1への切り替えにはアドレス0x117のビット[7:4]を保存する必要があります。
- 以下の表に基づいて、手順1で読み出した4ビットの値を8ビットの値にエンコーディングします。
表 160. 論理PLLエンコーディング 4ビット論理PLLビット アドレス0x111への8ビットマッピング [3..0] {~logical_PLL_offset_readdata[3],logical_PLL_offset_readdata[1:0],logical_PLL_offset_readdata[3], logical_PLL_offset_readdata[3:0] } [7..4] {~logical_PLL_offset_readdata[7], logical_PLL_offset_readdata[5:4],logical_PLL_offset_readdata[7],logical_PLL_offset_readdata[7:4] } 注: 例えば、論理 PLL1 にリコンフィグレーションする場合、ビット[7:4]は8ビット値{~bit[7], bit[5:4], bit[7], bit[7:4]}にエンコーディングされます。 - エンコーディングした8ビット値を使用して、アドレス0x111のビット[7:0]にRead-Modify-Writeを実行します。
- ダイナミック・リコンフィグレーションの実行手順の手順12から14の必要な手順を実行します。