インテルのみ表示可能 — GUID: usy1484323219884
Ixiasoft
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2.5.1. PCI Express (PIPE)
インテルStratix 10トランシーバーを使用して、それぞれ2.5、5.0、および8 Gbpsのデータレートで、Gen1、Gen2、Gen3用の完全なPCI Expressソリューションを実装することができます。
PCI Expressを実装するには、データ・パス・コンフィグレーション・クロックとして外部オシレーターを選択する必要があります。これにより、OSC_CLK_1 を介して周波数を正確に設定できます。トランシーバーのキャリブレーションのために、OSC_CLK_1 ピンにフリーランニングで安定したクロックを提供する必要があります。詳細については、キャリブレーションを参照してください。
以下の方法のいずれかを使用して、PCIe機能向けにトランシーバーをコンフィグレーションします。
- Intel Stratix 10 Hard IP for PCIe
これは、Transaction、Data Link、およびPHY/MAC層を含む完全なPCIeソリューションです。Hard IPソリューションには、トランシーバーPHYインターフェイスに接続する専用のハードロジックが含まれています。
- PIPE Gen1/Gen2/Gen3 Transceiver Configuration Rules for the Native PHY IP Core
ネイティブPHY IPコアを使用してトランシーバーをPCIeモードでコンフィグレーションすることで、PIPEインターフェイス (トランシーバーではPIPEモードと通常呼ばれる) へアクセス可能となります。このモードにより、サードパーティー製のMACへのトランシーバー接続が可能となるため、完全なPCIeソリューションを作成することができます。
PIPE仕様 (バージョン3.0) のPCIeに準拠した物理層の実装の詳細を提供します。PIPE Gen1、Gen2、およびGen3用のネイティブPHY IPコアは、合計アグリゲーション帯域幅を2.5から128 Gbpsまでの範囲とする、x1、x2、x4、またはx16動作をサポートしています。x1コンフィグレーションではx1クロック・ネットワークを使用し、チャネルはノンボンディングです。x2、x4、およびx16のコンフィグレーションでは、2レーン、4レーン、8レーン、および16レーンのリンクのチャネル・ボンディングをサポートしています。これらのボンティングされたチャネル・コンフィグレーションでは、すべてのボンディング・チャネルのPCSおよびPMAブロックは、共通のクロックおよびリセット信号を共有します。
Gen1およびGen2モードは8B/10Bエンコーディングを使用します。これは、リンク帯域幅全体に対して20%のオーバーヘッドを有します。また、Gen3モードは128b/130bエンコーディングを使用します。これは、2%未満のオーバーヘッドを有します。動作するにあたって、Gen1およびGen2モードはStandard PCSを使用し、Gen3モードはGen3 PCSを使用します。
サポート | PCI Express用インテルStratix 10ハードIP | PCI Express用Lタイル/Hタイル・ネイティブPHY IPコア (PIPE) |
---|---|---|
Gen1、Gen2、およびGen3データレート | あり | あり |
MAC、データリンク、およびトランザクション層 | 使用可 | FPGAファブリックでのユーザー実装 |
トランシーバー・インターフェイス | PIPE 3.0ベースのインターフェイスを介するハードIP |
|
セクションの内容
PIPE用トランシーバー・チャネルのデータパス
サポートされているPIPE機能
PIPE Gen1、Gen2、Gen3モードでのTX PLLの接続方法
インテルStratix 10トランシーバーでのPCI Express (PIPE) の実装方法
PIPE用のネイティブPHY IPコアのパラメーター設定
PIPE用fPLL IPコアのパラメーター設定
PIPE用ATX PLL IPコアのパラメーター設定
PIPE用ネイティブPHY IPコアのポート
PIPE用fPLLポート
PIPE用のATX PLLのポート
TXディエンファシスのプリセットマッピング
PIPEコンフィグレーションにおけるチャネルの配置方法
Gen3のリンク・イコライゼーション
タイミング・クロージャーに関する推奨事項