インテルのみ表示可能 — GUID: kwx1481883066990
Ixiasoft
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5.2.1.1. TX Core FIFO
TX Core FIFOは、FPGA Fabric間およびEMIBを介してTX PCS FIFOへのインターフェイスを提供します。データおよびステータス信号の信頼性の高い転送を保証します。
- Phase Compensationモード
- Registerモード
- Interlakenモード
- Basicモード
Phase Compensationモード
Phase Compensationモードでは、TX Core FIFOは tx_coreclkin および PCS_clkout_x2(tx) 間の位相変動をデカップリングします。このモードのTX Core FIFOの読み出しおよび書き込み制御は、非同期クロックソースからのクロックによって駆動可能ですが、これには差が0 ppmの同一の周波数を使用する必要があります。FPGAファブリック・クロックまたは tx_clkout (TXパラレルクロック) を使用して、TX Core FIFOの書き込み側をクロックすることができます。
Registerモード
RegisterモードはFIFO機能をバイパスして、厳しいレイテンシーを有するアプリケーションのFIFOレイテンシーの不確実性を排除します。これは、FIFOの読み出しクロックをその書き込みクロックと接続することによって実現します。Registerモードでは、tx_parallel_data (データ)、tx_control (tx_parallel_data がデータなのかコントロール・ワードなのかを示す)、および tx_enh_data_valid (データ有効) はFIFO出力で登録されます。RegisterモードのFIFOには、1つのレジスターステージまたは1つのパラレル・クロック・レイテンシーがあります。
Interlakenモード
Interlakenモードでは、TX Core FIFOはエラスティック・バッファーとして動作します。このモードでは、FIFO内へのデータフローを制御するための追加の信号が使用可能です。そのため、FIFOの書き込みクロック周波数は読み出しクロック周波数と同じである必要はありません。FIFOフラグを監視することによって、tx_fifo_wr_en でTX Core FIFOへの書き込みを制御します。この目的は、FIFOがフルまたは空になるのを防ぐことです。読み出し側では、読み出しイネーブルはInterlakenフレーム・ジェネレーターによって制御されます。
Basicモード
Basicモードでは、TX FIFOはエラスティック・バッファーとして動作しますが、このバッファーの深度は調整可能です。このモードにより、TX Core FIFOの書き込みおよび読み出し側を異なるクロック周波数で駆動することが可能です。FIFOフラグを監視して、書き込みおよび読み出し動作を制御します。TX Core FIFOの場合、tx_fifo_pempty 信号がLowになると tx_fifo_wr_en をアサートします。