インテルのみ表示可能 — GUID: ebz1484165186602
Ixiasoft
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2.3.8. Standard PCSパラメーター
この項では、Standard PCSをカスタマイズするために指定できるパラメーターについて説明します。
プロトコル向けのStandard PCSのコンフィグレーションについての具体的な情報は、このユーザーガイドでこれらのプロトコルのサポートについて説明している項を参照してください。
パラメーター | 範囲 | 説明 |
---|---|---|
Standard PCS/PMA interface width | 8、10、16、20 |
Standard PCSとトランシーバーPMA間のデータ・インタフェイス幅を指定します。 |
FPGA fabric/Standard TX PCS interface width | 8、10、16、20、32、40 | FPGAファブリックからTX PCSへのインターフェイス幅を示します。この値は、Standard TX PCSデータパス内のそれぞれのブロックの現在のコンフィグレーションによって自動的に決定します。 |
FPGA fabric/Standard RX PCS interface width | 8、10、16、20、32、40 | FPGAファブリックからRX PCSインターフェイスの幅を示します。この値は、Standard RX PCSデータパス内のそれぞれのブロックの現在のコンフィグレーションによって自動的に決定します。 |
Enable 'Standard PCS' low latency mode | On / Off | Standard PCS向けに低レイテンシー・パスをイネーブルします。Standard PCS内の一部の機能ブロックは、最小のレイテンシーを提供するためにバイパスされます。Transceiver configuration rulesにBasic/Custom w/Rate Match (Standard PCS) を指定している際には、このパラメーターをオンにできません。 |
パラメーター | 範囲 | 説明 |
---|---|---|
TX byte serializer mode | Disabled Serialize x2 Serialize x4 |
Standard PCSのTXバイト・シリアライザー・モードを指定します。トランシーバー・アーキテクチャーでは、Standard PCSはPMAシリアライザーのデータ幅の2倍または4倍で動作することができます。バイト・シリアライザーを使用することにより、PCSはより広いFPGAインターフェイス幅に対応するためにより低い内部クロック周波数で動作可能になります。Serialize x4はPCIeプロトコル実装にのみ適用できます。 |
RX byte deserializer mode | Disabled Deserialize x2 Deserialize x4 |
Standard PCSのRXバイト・デシリアライザーのモードを指定します。トランシーバー・アーキテクチャーでは、Standard PCSはPMAデシリアライザーのデータ幅の2倍または4倍で動作することができます。バイト・デシリアライザーを使用することにより、PCSはより広いFPGAインターフェイス幅に対応するためにより低い内部クロック周波数で動作可能になります。Deserialize x4はPCIeプロトコル実装にのみ適用できます。 |
パラメーター | 範囲 | 説明 |
---|---|---|
Enable TX 8B/10B encoder | On / Off | このオプションをオンにすると、Standard PCSがTX 8B/10Bエンコーダーをイネーブルします。 |
Enable TX 8B/10B disparity control | On / Off | このオプションをオンにすると、Standard PCSに8B/10Bエンコーダーのディスパリティー・コントロールが含まれます。tx_forcedisp コントロール信号を使用して、8B/10Bエンコーダーのディスパリティーを強制することができます。 |
Enable RX 8B/10B decoder | On / Off | このオプションをオンにすると、Standard PCSに8B/10Bデコーダーが含まれます。 |
パラメーター | 範囲 | 説明 |
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RX rate match FIFO mode | Disabled Basic 10-bit PMA Basic 20-bit PMAGbE PIPE PIPE 0ppm |
Standard PCSのRXレートマッチFIFOの動作を指定します。 Basic (Single Width) ModeでのRate Match FIFO Basic (Double Width) ModeでのRate Match FIFO GbE用のRate Match FIFO PIPE用のTransceiver Channel Datapath |
RX rate match insert/delete -ve pattern (hex) | ユーザー指定の20ビットパターン | RXレートマッチFIFOに-ve (負) ディスパリティー値を16進数の文字列で指定します。 |
RX rate match insert/delete +ve pattern (hex) | ユーザー指定の20ビットパターン | RXレートマッチFIFOに+ve (正) ディスパリティー値を16進数の文字列で指定します。 |
Enable rx_std_rmfifo_full port | On / Off | オプションの rx_std_rmfifo_full ポートをイネーブルします。 |
Enable rx_std_rmfifo_empty port | On / Off | rx_std_rmfifo_empty ポートをイネーブルします。 |
PCI Express Gen3 rate match FIFO mode | Bypass 0 ppm 600 ppm |
PCI Express Gen3のレートマッチFIFOにPPM許容値を指定します。デフォルトではバイパスされます。 |
パラメーター | 範囲 | 説明 |
---|---|---|
Enable TX bitslip | On / Off | このオプションをオンにすると、PCSはビットスリップ機能を含みます。送信TXデータを、tx_std_bitslipboundarysel コントロール信号によって指定したビット数だけスリップさせることができます。 |
Enable tx_std_bitslipboundarysel port | On / Off | tx_std_bitslipboundarysel コントロール信号をイネーブルします。 |
RX word aligner mode | bitslip manual (FPGA Fabric controlled) synchronous state machine deterministic latency |
Standard PCSのためのRXワードアライナー・モードを指定します。ワード整列幅はPCSおよびPMA幅に依存し、また8B/10Bがイネーブルされるかどうかに依存しています。 詳細については、「ワードアライナー」を参照してください。 |
RX word aligner pattern length | 7、8、10、16、20、32、40 |
ワードアライナーがアライメントに使用するパターンの長さを指定します。 「ワードアライナー」の「RX Word Aligner Pattern Length」の表を参照してください。この表は、使用可能なワードアライナー・モードで指定可能な「RX Word Aligner Pattern Length」の値を示しています。 |
RX word aligner pattern (hex) | ユーザー指定 | ワード・アライメント・パターンを16進数で指定します。 |
Number of word alignment patterns to achieve sync | 0〜255 | ワードアライナーが同期をロックする前に受信する必要がある、有効なワード・アライメント・パターンの数を指定します。デフォルトは3です。 |
Number of invalid words to lose sync | 0~63 | ワードアライナーが同期を失う前に受信する必要がある、無効なデータコードまたはディスパリティー・エラーの数を指定します。デフォルトは3です。 |
Number of valid data words to decrement error count | 0〜255 | エラーカウンターをデクリメントするために受信する必要がある、有効なデータコードの数を指定します。ワードアライナーがエラーカウントを0までデクリメントするのに十分な、有効なデータコードを受信すると、ワードアライナーは同期のロックに戻ります。 |
Enable fast sync status reporting for deterministic Latency SM | On / Off | イネーブルすると、デシリアライザーがワードをアライメントするためにビットスリップを完了した直後に、rx_syncstatus がHighにアサートします。これが選択されていなければ、サイクルスリップ動作が完了し、ワード・アライメント・パターンがPCSによって検出された (例えば rx_patterndetect がアサートされた) 後に rx_syncstatus がアサートします。このパラメーターは、CPRI (Auto) プロトコルが選択された際にのみ適用されます。 |
Enable rx_std_wa_patternalign port | On / Off | rx_std_wa_patternalign ポートをイネーブルします。ワードアライナーがマニュアルモードでコンフィグレーションされ、この信号がイネーブルされている場合に、ワードアライナーは次に受信するワード・アライメント・パターンにアライメントします。 |
Enable rx_std_wa_a1a2size port | On / Off | オプションの rx_std_wa_a1a2size コントロール入力ポートをイネーブルします。 |
Enable rx_std_bitslipboundarysel port | On / Off | オプションの rx_std_bitslipboundarysel ステータス出力ポートをイネーブルします。 |
Enable rx_bitslip port | On / Off | rx_bitslip ポートをイネーブルします。このポートは、Standard PCSおよびEnhanced PCSとの間で共有されています。 |
パラメーター | 範囲 | 説明 |
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Enable TX bit reversal | On / Off | このオプションをオンにすると、8B/10B EncoderはTXパラレルデータをシリアル化するために、PMAに送信する前に逆転させます。送信されるTXデータビットの順序は逆転されます。通常の順序はLSBからMSBです。逆転された順序はMSBからLSBです。 TXビット反転ポートは使用できませんが、ソフトレジスターを介して変更できます。RXビット反転ポートは使用可能です。 |
Enable TX byte reversal | On / Off | このオプションをオンにすると、8B/10B Encoderはデータを送信する前にバイトの順序を逆転させます。この機能を使用すると、誤った形に入れ替わったバイトの順序を逆転させることができます。PCSは、PCSからPMAへのインターフェイス幅が16ビット、または20ビットである際の、8ビット・ワード、または10ビット・ワードの、どちらの順序も入れ替えることができます。このオプションは一部のTransceiver configuration rulesでは有効ではありません。 TXバイト反転ポートは使用できませんが、ソフトレジスターを介して変更できます。RXビット反転ポートは使用可能です。 |
Enable TX polarity inversion | On / Off | このオプションをオンにすると、tx_std_polinv ポートはPMAへのTXパラレルデータの極性反転を制御します。このパラメーターをオンにする場合には、Enable tx_polinv portもオンにする必要があります。 |
Enable tx_polinv port | On / Off | このオプションをオンにすると、tx_polinv 入力コントロール・ポートがイネーブルされます。ボードレイアウト時にシリアル差動リンクの信号が誤った形に入れ替わった場合に、正と負の信号を入れ替えるためにこのコントロール・ポートを使用します。 |
Enable RX bit reversal | On / Off | このオプションをオンにすると、ワードアライナーがRXパラレルデータを反転させます。受信するRXデータビットの順番は逆転されます。通常の順序はLSBからMSBです。逆転された順序はMSBからLSBです。 Enable RX bit reversalをイネーブルする際には、Enable rx_std_bitrev_ena portもイネーブルする必要があります。 |
Enable rx_std_bitrev_ena port | On / Off | このオプションをオンして、rx_std_bitrev_ena コントロール・ポートをアサートすると、RXデータの順序が逆転されます。通常の順序はLSBからMSBです。逆転された順序はMSBからLSBです。 |
Enable RX byte reversal | On / Off | このオプションをオンにすると、ワードアライナーはRX FIFOにデータを格納する前にバイトの順序を逆転させます。この機能を使用すると、誤った形に入れ替わったバイトの順序を逆転させることができます。PCSは、PCSからPMAへのインターフェイス幅が16ビット、または20ビットである際の、8ビット・ワード、または10ビット・ワードの、どちらの順序も入れ替えることができます。このオプションは一部のTransceiver configuration rulesでは有効ではありません。 Enable RX byte reversalをイネーブルする際には、Enable rx_std_byterev_ena portも選択する必要があります。 |
Enable rx_std_byterev_ena port | On / Off | このオプションをオンにして、rx_std_byterev_ena 入力コントロール・ポートをアサートすると、PMAから受信した8ビット・ワードまたは10ビット・ワードそれぞれの順番が入れ替えられます。 |
Enable RX polarity inversion | On / Off | このオプションをオンにすると、rx_std_polinv ポートはRXパラレルデータの極性を反転します。このパラメーターをオンにする場合には、Enable rx_polinv portもイネーブルにする必要があります。 |
Enable rx_polinv port | On / Off | このオプションをオンにすると、rx_polinv 入力がイネーブルされます。ボードレイアウト時にシリアル差動リンクの信号が誤った形に入れ替わった場合に、正と負の信号を入れ替えるためにこのコントロール・ポートを使用します。 |
Enable rx_std_signaldetect port | On / Off | このオプションをオンにすると、オプションの rx_std_signaldetect 出力ポートがイネーブルされます。この信号はPCI Expressプロトコルに必要です。イネーブルすると、信号しきい値の検出回路が、RX入力バッファーの信号レベルが指定された信号検出しきい値電圧を超えているかどうかを検出します。 |
パラメーター | 範囲 | 説明 |
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Enable PCIe dynamic datarate switch ports | On / Off | このオプションをオンにすると、pipe_rate、pipe_sw、および pipe_sw_done ポートがイネーブルされます。これらのポートをマルチレーンのPCIe Gen2およびGen3コンフィグレーションのPLL IPコア・インスタンスに接続します。pipe_sw ポートおよび pipe_sw_done ポートは、マルチレーン・ボンディング・コンフィグレーションでのみ使用可能です。 |
Enable PCIe electrical idle control and status ports | On / Off | このオプションをオンにすると、pipe_rx_eidleinfersel ポートおよび pipe_rx_elecidle ポートがイネーブルされます。これらのポートは、PCI Expressコンフィグレーションに使用します。 |
Enable PCIe pipe_hclk_in and pipe_hclk_out ports | On / Off | このオプションをオンにすると、pipe_hclk_in ポートおよび pipe_hclk_out ポートがイネーブルされます。これらのポートは、PCI ExpressコンフィグレーションのPLL IPコア・インスタンスに接続する必要があります。 |