インテル® Stratix® 10 LタイルおよびHタイル・トランシーバーPHYユーザーガイド

ID 683621
日付 3/03/2020
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ドキュメント目次

7.5.6. シンプレックスTXがマージされた物理チャネルでのPMAシンプレックスRXのみのリキャリブレーション

注: アドレスは、シンプレックスRXチャネル・オフセット・アドレスを指します。TXシンプレックスおよびRXシンプレックスを同じ物理チャネルにマージする場合、バックグラウンド・キャリブレーション機能をイネーブルすることはできません。
  1. デザインを設定して、tx_cal_busy をマスクアウトします。
  2. アドレス0x100に対してマスク0x01を使用して0x01でRMW動作を実行します。これにより、PMA RXキャリブレーション・イネーブル・ビットが設定されます。
  3. 0x01をアドレス0x00に書き込みます。これにより、PreSICEでキャリブレーションを実行できます。
    これにより、rx_cal_busy および reconfig_waitrequest の両方がHighにアクティブ化します。
  4. rx_cal_busy および reconfig_waitrequest をループチェックします。
    • rx_cal_busy がLowになると、PMA RXキャリブレーションが完了します。
    • reconfig_waitrequest がLowの場合、PreSICEは制御を返します。
  5. デザインを設定して、tx_cal_busy マスクを削除します。