インテル® Stratix® 10 LタイルおよびHタイル・トランシーバーPHYユーザーガイド

ID 683621
日付 3/03/2020
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ドキュメント目次

2.3.15. 標準PCSポート

図 27. 標準PCSポートを使用するトランシーバー・チャネル標準PCSを使用するトランシーバー・コンフィグレーション・モードのいずれかを選択した場合、標準PCSポートが表示されます。

以下の表では、変数は次に示すパラメーターを表します。

  • <n> - レーン数
  • <w> - インターフェイス幅
  • <d> - シリアライゼーション・ファクター
  • <s> - シンボルサイズ
  • <p> - PLL数
表 72.  レートマッチFIFO
ポート名 入力/出力 クロックドメイン 説明
rx_std_rmfifo_full[<n>-1:0]

出力

非同期

SSR17

レートマッチFIFOフルのフラグです。アサートされるとレートマッチFIFOはフルです。この信号は同期させる必要があります。このポートはGigEモードにのみ使用されます。

rx_std_rmfifo_empty[<n>-1:0]

出力

非同期

SSR17

レートマッチFIFO空のフラグです。アサートされるとマッチFIFOは空です。この信号は同期させる必要があります。このポートはGigEモードにのみ使用されます。

rx_rmfifostatus[<2*n>-1:0]

出力

非同期

FIFOステータスを示します。以下のエンコーディングが定義されています。

  • 2'b00: 通常動作
  • 2'b01: 削除、rx_std_rmfifo_full = 1
  • 2'b10: 挿入、rx_std_rmfifo_empty = 1
  • 2'b11: フル

simplified data interfaceがディスエーブルになっている場合、rx_rmfifostatusrx_parallel_data の一部です。ほとんどのコンフィグレーションでは、rx_rmfifostatusrx_parallel_data[14:13] に相当します。特定のトランシーバー・コンフィグレーションの rx_parallel_data へのポートマッピングを識別するには、トランシーバーPHY PCS-to-Coreインターフェイスのリファレンス・ポート・マッピングの項を参照してください。

表 73.  8B/10Bエンコーダーおよびデコーダー
ポート名 入力/出力 クロックドメイン 説明
tx_datak

入力

tx_clkout

8B/10Bがイネーブルされ、simplified data interfaceがセットされている場合に、tx_datak を使用できます。1であれば、8B/10Bでエンコードされたワードであるtx_parallel_dataがコントロールであることを示します。0であれば、8B/10Bでエンコードされたワードである tx_parallel_data がデータであることを示します。

simplified data interfaceがディスエーブルになっているほとんどのコンフィグレーションでは、tx_dataktx_parallel_data[8] に相当します。

ダブルレート転送モードがディスエーブルな状態で10ビットのPMA幅、またはダブルレート転送モードがイネーブルかつByte Serializerがイネーブルな状態で20ビットのPMA幅の場合、tx_dataktx_parallel_data[8] および tx_parallel_data[19] に相当します。

ダブルレート転送モードで20ビットのPMA幅がディスエーブルで、Byte Serializerがイネーブルになっている場合、tx_dataktx_parallel_data[8]tx_parallel_data[19]tx_parallel_data[48]、および tx_parallel_data[59] に相当します。

simplified data interfaceがディスエーブルになっている場合、rx_rmfifostatusrx_parallel_data の一部です。ほとんどのコンフィグレーションでは、rx_rmfifostatus[1:0]rx_parallel_data[14:13] に相当します。特定のトランシーバー・コンフィグレーションの rx_parallel_data へのポートマッピングを識別するには、トランシーバーPHY PCS-to-Coreインターフェイスのリファレンス・ポート・マッピングの項を参照してください。

tx_forcedisp[<n>(<w>/<s>-1:0]

入力

非同期

tx_forcedisp は、8B/10B、8B/10Bディスパリティー・コントロール、およびsimplified data interfaceがイネーブルになっている場合にのみ公開されます。この信号により、8B/10Bエンコーダーのディスパリティーを強制できます。「1」であれば、tx_dispval で駆動される値に出力データのディスパリティーを強制します。「0」であれば、現在実行中のディスパリティーを継続します。

simplified data interfaceがディスエーブルになっているほとんどのコンフィグレーションでは、tx_dataktx_parallel_data[9] に相当します。

ダブルレート転送モードがディスエーブルな状態で10ビットのPMA幅、またはダブルレート転送モードがイネーブルかつByte Serializerがイネーブルな状態で20ビットのPMA幅の場合、tx_forcedisptx_parallel_data[9] および tx_parallel_data[20] に相当します。

ダブルレート転送モードで20ビットのPMA幅がディスエーブルで、Byte Serializerがイネーブルになっている場合、tx_forcedisptx_parallel_data[9]tx_parallel_data[20]tx_parallel_data[49]、および tx_parallel_data[60] に相当します。

simplified data interfaceがディスエーブルになっている場合、rx_rmfifostatusrx_parallel_data の一部です。ほとんどのコンフィグレーションでは、rx_rmfifostatusrx_parallel_data[14:13] に相当します。特定のトランシーバー・コンフィグレーションの rx_parallel_data へのポートマッピングを識別するには、トランシーバーPHY PCS-to-Coreインターフェイスのリファレンス・ポート・マッピングの項を参照してください。

tx_dispval[<n>(<w>/<s>-1:0]

入力

非同期

tx_dispval は、8B/10B、8B/10Bディスパリティー・コントロール、およびsimplified data interfaceがイネーブルになっている場合に公開されます。データのディスパリティーを指定します。0の場合は正のディスパリティーを示し、1の場合は負のディスパリティーを示します。

simplified data interfaceがディスエーブルになっているほとんどのコンフィグレーションでは、tx_dispvaltx_parallel_data[10] に相当します。

ダブルレート転送モードがディスエーブルな状態で10ビットのPMA幅、またはダブルレート転送モードがイネーブルかつByte Serializerがイネーブルな状態で20ビットのPMA幅の場合、tx_forcedisptx_parallel_data[10] および tx_parallel_data[21] に相当します。

ダブルレート転送モードで20ビットのPMA幅がディスエーブルで、Byte Serializerがイネーブルになっている場合、tx_dispvaltx_parallel_data[10]tx_parallel_data[21]tx_parallel_data[50]、および tx_parallel_data[61] に相当します。

simplified data interfaceがディスエーブルになっている場合、rx_rmfifostatusrx_parallel_data の一部です。ほとんどのコンフィグレーションでは、rx_rmfifostatusrx_parallel_data[14:13] に相当します。特定のトランシーバー・コンフィグレーションの rx_parallel_data へのポートマッピングを識別するには、トランシーバーPHY PCS-to-Coreインターフェイスのリファレンス・ポート・マッピングの項を参照してください。

rx_datak[<n><w>/<s>-1:0]

出力

rx_clkout

rx_datak は、8B/10Bがイネーブルされ、simplified data interfaceがセットされている場合に公開されます。1であれば、8B/10Bでデコードされたワードであるrx_parallel_dataがコントロールであることを示します。0であれば、8B/10Bでデコードされたワードである rx_parallel_data がデータであることを示します。

simplified data interfaceがディスエーブルになっているほとんどのコンフィグレーションでは、tx_dataktx_parallel_data[8] に相当します。

ダブルレート転送モードがディスエーブルな状態で10ビットのPMA幅、またはダブルレート転送モードがイネーブルかつByte Serializerがイネーブルな状態で20ビットのPMA幅の場合、rx_datakrx_parallel_data[8] および rx_parallel_data[24] に相当します。

ダブルレート転送モードで20ビットのPMA幅がディスエーブルで、Byte Serializerがイネーブルになっている場合、rx_datakrx_parallel_data[8]rx_parallel_data[24]rx_parallel_data[48]、および rx_parallel_data[64] に相当します。

simplified data interfaceがディスエーブルになっている場合、rx_rmfifostatusrx_parallel_data の一部です。ほとんどのコンフィグレーションでは、rx_rmfifostatusrx_parallel_data[14:13] に相当します。特定のトランシーバー・コンフィグレーションの rx_parallel_data へのポートマッピングを特定するには、トランシーバーPHY PCS-to-Coreインターフェイスのリファレンス・ポート・マッピングの項を参照してください。

rx_errdetect[<n><w>/<s>-1:0] 出力

FIFOの読み出し側を駆動するクロック (rx_coreclkin または rx_clkout) に同期

アサートされると、受信したコードグループでコードグループ違反が検出されたことを示します。コードグループ違反とディスパリティー・エラーを区別するために、rx_disperr 信号と共に使用されます。rx_errdetect/rx_disperr には、以下のエンコーディングが定義されています。

  • 2'b00: エラーなし
  • 2'b10: コードグループ違反
  • 2'b11: ディスパリティー・エラー

    simplified data interfaceがディスエーブルになっているほとんどのコンフィグレーションでは、rx_errdetectrx_parallel_data[9] に相当します。

    ダブルレート転送モードがディスエーブルな状態で10ビットのPMA幅、またはダブルレート転送モードがイネーブルかつByte Deserializerがイネーブルな状態で20ビットのPMA幅の場合、rx_errdetectrx_parallel_data[9] および rx_parallel_data[25] に相当します。

    ダブルレート転送モードで20ビットのPMA幅がディスエーブルで、Byte Deserializerがイネーブルになっている場合、rx_errdetectrx_parallel_data[9]rx_parallel_data[25]rx_parallel_data[49]、および rx_parallel_data[65] に相当します。

simplified data interfaceがディスエーブルになっている場合、rx_rmfifostatusrx_parallel_data の一部です。ほとんどのコンフィグレーションでは、rx_rmfifostatusrx_parallel_data[14:13] に相当します。特定のトランシーバー・コンフィグレーションの rx_parallel_data へのポートマッピングを特定するには、トランシーバーPHY PCS-to-Coreインターフェイスのリファレンス・ポート・マッピングの項を参照してください。

rx_disperr[<n><w>/<s>-1:0] 出力

FIFOの読み出し側を駆動するクロック rx_coreclkin または rx_clkout に同期

アサートされると、受信したコードグループのディスパリティー・エラーを示します。

simplified data interfaceがディスエーブルになっているほとんどのコンフィグレーションでは、rx_disperrrx_parallel_data[11] に相当します。

ダブルレート転送モードがディスエーブルな状態で10ビットのPMA幅、またはダブルレート転送モードがイネーブルかつByte Deserializerがイネーブルな状態で20ビットのPMA幅の場合、rx_disperrrx_parallel_data[11] および rx_parallel_data[27] に相当します。

ダブルレート転送モードで20ビットのPMA幅がディスエーブルで、Byte Deserializerがイネーブルになっている場合、rx_disperrrx_parallel_data[11]rx_parallel_data[27]rx_parallel_data[51]、および rx_parallel_data[67] に相当します。

simplified data interfaceがディスエーブルになっている場合、rx_rmfifostatusrx_parallel_data の一部です。ほとんどのコンフィグレーションでは、rx_rmfifostatusrx_parallel_data[14:13] に相当します。特定のトランシーバー・コンフィグレーションの rx_parallel_data へのポートマッピングを識別するには、トランシーバーPHY PCS-to-Coreインターフェイスのリファレンス・ポート・マッピングの項を参照してください。

rx_runningdisp[<n><w>/<s>-1:0] 出力

FIFOの読み出し側を駆動するクロック (rx_coreclkin または rx_clkout) に同期

Highであれば、rx_parallel_data が負のディスパリティーで受信されたことを示します。Lowであれば、rx_parallel_data が正のディスパリティーで受信されたことを示します。

simplified data interfaceがディスエーブルになっているほとんどのコンフィグレーションでは、rx_runningdisprx_parallel_data[15] に相当します。

ダブルレート転送モードがディスエーブルな状態で10ビットのPMA幅、またはダブルレート転送モードがイネーブルかつByte Deserializerがイネーブルな状態で20ビットのPMA幅の場合、 rx_runningdisprx_parallel_data[15] および rx_parallel_data[31] に相当します。

ダブルレート転送モードで20ビットのPMA幅がディスエーブルで、Byte Deserializerがイネーブルになっている場合、rx_runningdisprx_parallel_data[15]rx_parallel_data[31]rx_parallel_data[55]、および rx_parallel_data[71] に相当します。

simplified data interfaceがディスエーブルになっている場合、rx_rmfifostatusrx_parallel_data の一部です。ほとんどのコンフィグレーションでは、rx_rmfifostatusrx_parallel_data[14:13] に相当します。特定のトランシーバー・コンフィグレーションの rx_parallel_data へのポートマッピングを識別するには、トランシーバーPHY PCS-to-Coreインターフェイスのリファレンス・ポート・マッピングの項を参照してください。

rx_patterndetect[<n><w>/<s>-1:0] 出力 非同期 アサートされると、プログラムされたワード・アライメント・パターンが現在のワード境界で検出されたことを示します。

詳細については、「標準PCSを使用したワード・アライメント」の項を参照してください。

simplified data interfaceがディスエーブルになっているほとんどのコンフィグレーションでは、rx_patterndetectrx_parallel_data[12] に相当します。

ダブルレート転送モードがディスエーブルな状態で10ビットのPMA幅、またはダブルレート転送モードがイネーブルかつByte Deserializerがイネーブルな状態で20ビットのPMA幅の場合、rx_patterndetectrx_parallel_data[12] および rx_parallel_data[28] に相当します。

ダブルレート転送モードで20ビットのPMA幅がディスエーブルで、Byte Deserializerがイネーブルになっている場合、rx_patterndetectrx_parallel_data[12]rx_parallel_data[28]rx_parallel_data[52]、および rx_parallel_data[68] に相当します。

simplified data interfaceがディスエーブルになっている場合、rx_rmfifostatusrx_parallel_data の一部です。ほとんどのコンフィグレーションでは、rx_rmfifostatusrx_parallel_data[14:13] に相当します。特定のトランシーバー・コンフィグレーションの rx_parallel_data へのポートマッピングを識別するには、トランシーバーPHY PCS-to-Coreインターフェイスのリファレンス・ポート・マッピングの項を参照してください。

rx_syncstatus[<n><w>/<s>-1:0] 出力 非同期 アサートされると、同期に必要な条件が満たされたことを示します。

詳細については、「標準PCSを使用したワード・アライメント」を参照してください。

rx_syncstatus は、パラレルデータの幅に依存するバスです。例えば、パラレルデータ幅が32ビットの場合、rx_syncstatus は4ビットバスです。最終的な期待値は1'hfであり、制御文字が32ビットのパラレルワードの正しい位置で識別されることを示します。

simplified data interfaceがディスエーブルになっているほとんどのコンフィグレーションでは、rx_syncstatus rx_parallel_data[10] に相当します。

ダブルレート転送モードがディスエーブルな状態で10ビットのPMA幅、またはダブルレート転送モードがイネーブルかつByte Deserializerがイネーブルな状態で20ビットのPMA幅の場合、rx_syncstatusrx_parallel_data[10] および rx_parallel_data[26] に相当します。

ダブルレート転送モードで20ビットのPMA幅がディスエーブルで、Byte Deserializerがイネーブルになっている場合、 rx_syncstatus は rx_parallel_data[10]rx_parallel_data[26]rx_parallel_data[50]、および rx_parallel_data[66] に相当します。

simplified data interfaceがディスエーブルになっている場合、rx_rmfifostatusrx_parallel_data の一部です。ほとんどのコンフィグレーションでは、rx_rmfifostatusrx_parallel_data[14:13] に相当します。特定のトランシーバー・コンフィグレーションの rx_parallel_data へのポートマッピングを識別するためには、トランシーバーPHY PCS-to-Coreインターフェイスのリファレンス・ポート・マッピングの項を参照してください。

表 74.  ワードアライナーとビットスリップ
ポート名 入力/出力 クロックドメイン 説明
tx_std_bitslipboundarysel[5 <n>-1:0] 入力

非同期

SSR17

ビットスリップ境界選択信号です。TXビットスリッパーがスリップする必要があるビットの数を指定します。

rx_std_bitslipboundarysel[5 <n>-1:0] 出力

rx_clkoutに

同期

このポートは確定的レイテンシー・ワード・アライナー・モードで使用します。RXブロックが確定的レイテンシーを実現するためにスリップしたビットの数をレポートします。

rx_std_wa_patternalign[<n>-1:0] 入力

非同期

SSR17

ワードアライナーをマニュアルモードにするとアクティブになります。マニュアルモードでは、rx_std_wa_patternalign をアサートすることによってワードをアライメントします。PCS-PMAインターフェイス幅が10ビットの場合、rx_std_wa_patternalign はレベル・センシティブです。他のすべてのPCS-PMAインターフェイス幅では、rx_std_wa_patternalign は正のエッジ・センシティブです。

このポートはワードアライナーがマニュアルまたは確定的レイテンシー・モードでコンフィグレーションされた場合にのみ使用できます。

ワードアライナーがマニュアルモードであり、PCS-PMAインターフェイス幅が10ビットであれば、これはレベル・センシティブの信号です。この場合には、ワードアライナーは、ワード・アライメント・パターンのために入力データを監視し、アライメント・パターンを見つけるとワード境界を更新します。

その他のすべてのPCA-PMAインターフェイス幅では、この信号はエッジ・センシティブです。この信号は、PCSパラレルクロックを使用してPCS内で内部的に同期されており、また、同期を可能にするために少なくとも2クロックサイクルの間アサートされている必要があります。

rx_std_wa_a1a2size[<n>-1:0] 入力

非同期

SSR17

SONETプロトコルに使用されます。A1およびA2フレーミング・バイトが検出される必要がある際にアサートします。A1およびA2はSONETのフレーミングアライメント・オーバーヘッド・バイトであり、PMAのデータ幅が8ビットまたは16ビットである場合にのみ使用されます。

2つのアライメント・マーカーの有効なステータスは、rx_std_wa_ala2size 信号の2ビットでキャプチャーされます。両方のマーカーが一致すると、信号の値は2'b11になります。

simplified data interfaceがディスエーブルになっている場合、rx_rmfifostatusrx_parallel_data の一部です。ほとんどのコンフィグレーションでは、rx_rmfifostatusrx_parallel_data[14:13] に相当します。特定のトランシーバー・コンフィグレーションの rx_parallel_data へのポートマッピングを識別するには、トランシーバーPHY PCS-to-Coreインターフェイスのリファレンス・ポート・マッピングの項を参照してください。

rx_bitslip[<n>-1:0] 入力

非同期

SSR17

ワードアライナーのモードがビットスリップ・モードである場合に使用されます。Word Alignerが、Manual (FPGA Fabric幅制御)、Synchronous State MachineまたはDeterministic Latencyのいずれかであるときは、rx_bitslip signal は無効であり、0に関連付ける必要があります。rx_std_bitslip 信号の立ち上がりエッジごとにワード境界は1ビットでシフトされます。各ビットスリップは、受信したデータから最も早く受信したビットを削除します。

表 75.  ビット反転と極性反転
ポート名 入力/出力 クロックドメイン 説明
rx_std_byterev_ena[<n>-1:0]

入力

非同期

SSR17

このコントロール信号は、PMA幅が16ビットまたは20ビットの場合に使用可能です。アサートされると、RXインターフェイスでのバイト反転をイネーブルします。トランスミッターからのデータパケットのMSBおよびLSBバイトオーダーがレシーバーと逆順である場合にこれを使用します。

rx_std_bitrev_ena[<n>-1:0]

入力

非同期

SSR17

アサートされると、RXインターフェイスでのビット反転をイネーブルします。外部の送信回路が最上位ビットを先頭に送信する場合、ビットオーダーが反転することがあります。イネーブルすると、レシーバーはすべてのワードを反転させた順序で受信します。ビット反転回路はワードアライナーの出力で動作します。

tx_polinv[<n>-1:0]

入力

非同期

SSR17

アサートされると、TX極性ビットが反転されます。TXビット極性反転がイネーブルされている場合にのみアクティブになります。

rx_polinv[<n>-1:0]

入力

非同期

SSR17

アサートされると、RX極性ビットが反転されます。RXビット極性反転がイネーブルされている場合にのみアクティブになります。

17 FSRおよびSSR信号の詳細については、非同期データ転送の項を参照してください。