インテル® Stratix® 10 LタイルおよびHタイル・トランシーバーPHYユーザーガイド

ID 683621
日付 3/03/2020
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ドキュメント目次

5.9. ループバック・モード

PMAは、次の3つのシリアル・ループバック・モードをサポートしています。

  • シリアル・ループバック
  • Pre-CDRリバース・シリアル・ループバック
  • Post-CDRリバース・シリアル・ループバック
注: GXTモードでコンフィグレーションされたインテルStratix 10トランシーバー・チャネルは、Pre-CDRリバース・シリアル・ループバックおよびPost-CDRリバース・シリアル・ループバックをサポートしていません。
図 224. シリアル・ループバック・モード

シリアル・ループバック・パスは、レシーバーシリアル入力ピンの代わりにシリアライザーからデータを回復するようにCDRを設定します。トランスミッター・バッファーは通常どおりデータを送信しますが、シリアル・ループバックはバッファーの前にデータを取得します。これもレシーバーCTLEをスキップしますが、CDRに入る前にVGAを通過することに注意してください。VGAはそれに応じて調整できます。

図 225. Pre-CDRリバース・シリアル・ループバック・モード
注: TXプリエンファシスは、Pre-CDRループバックではサポートされていません。インテルは、すべてのタップでTXプリエンファシスを0に設定することをお勧めします。
図 226. Post-CDRリバース・シリアル・ループバック・モードリバース・ループバック・パスは、CDRリカバリーデータから直接供給されるデータを送信するためにトランスミッター・バッファーを設定します。トランスミッター・バッファーは、シリアライザーからのデータを無視します。