インテル® Stratix® 10 LタイルおよびHタイル・トランシーバーPHYユーザーガイド

ID 683621
日付 3/03/2020
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ドキュメント目次

6.13.1. Native PHY Debug Master Endpoint (NPDME)

NPDMEは、システムコンソールを介してトランシーバーおよびPLLレジスターにアクセスを提供するJTAGベースのAvalon-MMインターフェイス・マスターです。 NPDMEは、ネイティブPHYおよびPLL IPコアのDynamic ReconfigurationタブにあるEnable Native PHY Debug Master Endpointオプションを使用してイネーブルすることができます。NPDMEを使用する際、Quartus Prime開発ソフトウェアはUSB、JTAG、またはその他のネットホストへ接続するためにデバッグ・インターコネクト・ファブリックを挿入します。ネイティブPHY IPインスタンスに複数のチャネルがある場合、Share Reconfiguration Interfaceパラメーターを選択します。トランシーバーToolkitはNPDMEを使用し、トランシーバー・リンクのデバッグに役立つ役立つツールです。

デザインでNPDMEをイネーブルする場合、以下を実行する必要があります。

  • Avalon-MMインターフェイス・マスターをリコンフィグレーション・インターフェイスに接続します。
  • または、reconfig_clkreconfig_reset 信号を接続し、リコンフィグレーション・インターフェイスの reconfig_writereconfig_readreconfig_address および reconfig_write データ信号をグラウンドに接続します。リコンフィグレーション・インターフェイス信号が適切に接続されていない場合、NPDMEのクロックまたはリセットはなくなり、NPDMEは期待どおりに機能しません。

    以下の接続例を参照してください。

    .reconfig_clk (mgmt_clk)、

    .reconfig_reset (mgmt_reset)、

    .reconfig_write (1'b0)、

    .reconfig_address (11'b0)、

    .reconfig_read (1'b0)、

    .reconfig_writedata (32'b0)、

注: NPDMEがイネーブルになっている場合、複数のリコンフィグレーション・インターフェイスをマージすることはできません。