インテルのみ表示可能 — Ixiasoft
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5.2.2.10.5. 10GBASE-Rモード
10GBASE-Rモードでは、RX Core FIFOはクロック補償FIFOとして動作します。ブロック・シンクロナイザーがブロックロックを達成すると、データはFIFOを介して送信されます。アイドル・オーダー・セット (OS) は削除され、IdleはRX低速パラレルクロックとFPGAファブリック・クロック間のクロック差を補償するために挿入されます (64,000バイトの最大パケット長で±100 ppm)。
アイドルOSの削除
Idleの削除は、rx_fifo_rd_pfull フラグがデアサートするまで、4つのOS (2つの連続するOSがある場合) のグループで実行されます。下位ワード (LW) および上位ワード (UW) で構成されるすべてのワードは、現在のワードおよび以前のワードの両方を考慮して、削除できるかどうかチェックされます。
削除可能なワード | ケース | ワード | 以前 | 現在 | 出力 | |
---|---|---|---|---|---|---|
下位ワード | 1 | UW | !T | X | !T | X |
LW | X | I | X | X | ||
2 | UW | OS | X | OS | X | |
LW | X | OS | X | X | ||
上位ワード | 1 | UW | X | I | X | X |
LW | X | !T | X | !T | ||
2 | UW | X | OS | X | X | |
LW | X | OS | X | OS |
データパスは2ワード幅のため、1ワードのみが削除される場合、データのシフトが必要です。2ワードが削除された後、FIFOは1サイクルの間書き込みを停止し、8バイトデータの次のブロックで同期フラグ (rx_control[8]) が検出されます。また、ここにはFIFOを経由しない非同期ステータス信号 rx_enh_fifo_del も存在します。
アイドルの挿入
アイドルの挿入は、rx_enh_fifo_pempty フラグがデアサートされる際に8Idleのグループで実行されます。アイドルはIdleまたはOSに続けて挿入することができます。アイドルは8バイトのグループに挿入されます。データのシフトは必要ありません。また、挿入されている8バイトのIdleに付属する同期ステータス rx_enh_fifo_insert 信号があります。
ケース | ワード | 入力 | 出力 | |
---|---|---|---|---|
1 | UW | I-DS | I-DS | I-In |
LW | X | X | I-In | |
2 | UW | OS | OS | I-In |
LW | X | X | I-In | |
3 | UW | S | I-In | S |
LW | I-DS | I-DS | I-In | |
4 | UW | S | I-In | S |
LW | OS | OS | I-In |