インテルのみ表示可能 — GUID: yxd1481872922774
Ixiasoft
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3.7. トランスミッター・データパス・インターフェイスのクロッキング
PLLで生成されたクロックは、チャネルPMAおよびPCSブロックのクロッキングに使用されます。クロッキング・アーキテクチャーは、Standard PCSとEnhanced PCSとで異なります。PCS Directの場合、クロッキング・アーキテクチャーはStandard PCSと同じままです。
マスターまたはローカルCGBは、トランスミッターPMAのシリアライザーへ高速シリアルクロックと提供し、トランスミッターPCSには低速パラレルクロックを提供します。
Standard PCSでは、バイト・シリアライザーを使用しないコンフィグレーションに対して、TX PCS FIFOの読み出し側までのすべてのブロックにおいてパラレルクロックが使用されます。バイト・シリアライザー・ブロックを使用するコンフィグレーションの場合、2または4で分周されたクロックは、バイト・シリアライザーおよびTX PCS FIFOの読み出し側で使用されます。TX PCS FIFOの読み出し側をクロッキングするクロックはFPGAファブリックにも転送され、FPGAファブリックとトランシーバーとの間のインターフェイスを提供します。
FPGAファブリックに転送される tx_clkout が位相補償FIFOの書き込み側に使用される場合、同じクロックを使用するため、FIFOの両側での周波数差は0 ppmとなります。
書き込み側の位相補償FIFOのクロッキングに tx_clkout 以外のクロックを使用する場合、そのクロックの周波数差は tx_clkout に対して0ppmであることを確認する必要があります。
Enhanced PCSでは、パラレルクロックはTX PCS FIFOの読み出し側までのすべてのブロックにより使用されます。ボンディング・コンフィグレーション内のすべてのチャネルのクロックは転送されます。コア内のTXロジックのクロッキングには、tx_clkout[0] をソースとして使用することが可能です。
Enhanced PCSの場合、トランスミッターPCSはFPGAファブリックへ以下のクロックを転送します。
- ノンボンディング・コンフィグレーションおよびボンディング・コンフィグレーションにおける各トランスミッター・チャネルには tx_clkout を使用します。ボンディング・コンフィグレーションでは、コアタイミング要件に応じて tx_clkout を使用することができます。
以下のいずれかの方法で、トランスミッター・データパス・インターフェイスをクロッキングすることができます。
- Quartus Primeにより選択されたトランスミッター・データパス・インターフェイスのクロッキング
- ユーザーが選択したトランスミッター・データパス・インターフェイスのクロッキング