インテルのみ表示可能 — GUID: itj1484165378425
Ixiasoft
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2.3.14. エンハンストPCSポート
以下の表では、変数は次に示すパラメーターを表します。
- <n> - レーン数
- <d> - シリアライゼーション・ファクター
- <s> - シンボルサイズ
- <p> - PLL数
ポート名 | 入力/出力 | クロックドメイン | 説明 |
---|---|---|---|
tx_enh_frame[<n>-1:0] | 出力 | tx_clkout |
新しいメタフレームの始まりを示すために、2または3パラレル・クロック・サイクルの間アサートされます。 |
tx_err_ins | 入力 | tx_coreclkin | InterlakenプロトコルでEnable simplified data interfaceをオンにした場合、このビットを使用して同期ヘッダーエラーおよびCRC32エラーを挿入できます。 アサートされると、サイクルワード用の同期ヘッダーが破損させたものと置き換えられます。Enable Interlaken TX CRC-32 generator error insertionがオンの場合、CRC32エラーも挿入されます。破損させた同期ヘッダーは、コントロール・ワードでは2'b00、データワードでは2'b11です。CRC32エラーの挿入では、サイクルが不正に反転されているCRC演算にワードが使用され、MetaframeのDiagnostic Wordで不正なCRC32が発生します。 Framing Control WordはTX PCSにエンベデッドのフレーム・ジェネレーターで作成されるため、同期ヘッダーエラーおよびCRC32エラーはFraming Control Word用には作成できないことに注意してください。同期ヘッダーエラーおよびCRC32エラーはどちらも、トランシーバー・ネイティブPHY IP CoreのGUIでCRC-32エラー挿入機能がイネーブルされている場合に挿入されます。 |
tx_dll_lock | 出力 | tx_clkout | TX Core FIFOがInterlakenまたはBasic動作モードでコンフィグレーションされている場合、ユーザーはこのロックステータスを監視する必要があります。 tx_dll_lock タイミング図については、トランシーバー・チャネルのリセットの章の特別なTX PCSリセット・リリース・シーケンスを参照してください。 |
tx_enh_frame_diag_status[2<n>-1:0] | 入力 |
tx_clkout |
フレーミング・レイヤー診断ワード (ビット[33:32]) に含まれるレーン・ステータス・メッセージを駆動します。このメッセージは、次にフレーム・ジェネレーター・ブロックで生成される診断ワードに挿入されます。このバスは tx_enh_frame パルスの前後で、一定して5クロックサイクルに保たれる必要があります。以下のエンコーディングが定義されています。
|
tx_enh_frame_burst_en[<n>-1:0] | 入力 |
tx_clkout |
Enable frame burstがイネーブルされると、このポートはTX FIFOからフレーム・ジェネレーターへのフレーム・ジェネレーター・データ読み出しを制御します。これは各Metaframeの先頭で一度ラッチされます。tx_enh_frame_burst_en の値が0であれば、フレーム・ジェネレーターは現在のMetaframe用のTX FIFOからのデータ読み出しを行いません。その代わりに、フレーム・ジェネレーターはSKIPワードをMetaframeのペイロードとして挿入します。tx_enh_frame_burst_en が1であれば、フレーム・ジェネレーターは現在のMetaframe用にTX FIFOからのデータ読み出しを行います。このポートは tx_enh_frame パルスの前後で、一定して5クロックサイクルに保たれる必要があります。 |
rx_enh_frame[<n>-1:0] | 出力 |
rx_clkout |
アサートされると、新たな受信Metaframeの始まりを示します。この信号はパルスストレッチされています。 |
rx_enh_frame_lock[<n>-1:0] | 出力 |
rx_clkout SSR16 |
アサートされると、Frame SynchronizerステートマシンがMetaframe境界を検出したことを示します。この信号はパルスストレッチされています。 |
rx_enh_frame_diag_status[2 <n>-1:0] | 出力 |
rx_clkout SSR16 |
フレーミング・レイヤー診断ワード (ビット[33:32]) に含まれるレーン・ステータス・メッセージを駆動します。フレームがロックされている間に、Metaframeの末尾で有効な診断ワードが受信されると、この信号がラッチされます。以下のエンコーディングが定義されています。
|
rx_enh_crc32_err[<n>-1:0] | 出力 |
rx_clkout FSR16 |
アサートされると、現在のMetaframeのCRC エラーを示します。現在のMetaframeの末尾でアサートされます。この信号は、2~3クロックサイクルの間アサートされます。 |
ポート名 | 入力/出力 | クロックドメイン | 説明 |
---|---|---|---|
rx_enh_highber[<n>-1:0] | 出力 | rx_clkout SSR16 |
アサートされると、10 -4よりも大きいビット・エラー・レートを示します。10GBASE-Rプロトコルでは、125 µs以内に少なくとも16のエラーがある場合にBERレートが発生します。この信号は、2~3クロックサイクルの間アサートされます。 |
rx_enh_highber_clr_cnt[<n>-1:0] | 入力 |
rx_clkout SSR16 |
アサートされると、BERステートマシンがBER_BAD_SHステートに入った回数を示す内部カウンターをクリアします。 |
rx_enh_clr_errblk_count[<n>-1:0] (10GBASE-RとFEC) | 入力 |
rx_clkout SSR16 |
アサートされると、エラー・ブロック・カウンターを0にリセットします。この信号のアサートにより、RXステートマシンが RX_E ステートに入った回数をカウントする内部カウンターをクリアします。FECブロックがイネーブルされたモードでは、この信号のアサートにより、RX FECブロックのステータスカウンターをリセットします。 |
ポート名 | 入力/出力 | クロックドメイン | 説明 |
---|---|---|---|
rx_enh_blk_lock<n>-1:0] | 出力 | rx_clkout SSR16 |
アサートされると、ブロック・シンクロナイザーがブロック描画を検出したことを示します。この信号は10GBASE-RおよびInterlakenに使用されます。 |
ポート名 | 入力/出力 | クロックドメイン | 説明 |
---|---|---|---|
rx_bitslip[<n>-1:0] | 入力 | rx_clkout SSR16 |
rx_parallel_data が、rx_bitslip 入力の正のエッジごとに1ビットをスリップします。rx_bitslip パルスを少なくとも200 nsの間Highに保ち、各パルスを400 ns離してデータがスリップするようにします。最大シフトは<pcswidth -1>ビットなので、PCSが64 ビット幅であれば0~63ビットをシフトすることができます。 |
tx_enh_bitslip[<n>-1:0] | 入力 | rx_clkout SSR16 |
この信号の値は、PMAに渡す前に tx_parallel_data をスリップさせるためのビットの数を制御します。 |
ポート名 | 入力/出力 | クロックドメイン | 説明 |
---|---|---|---|
tx_enh_frame[<n>-1:0] | 出力 | 非同期 |
生成されたKR FECフレームの開始位置を示す、TX KR-FECの非同期ステータスフラグ出力です。 |
rx_enh_frame[<n>-1:0] | 出力 | rx_clkout SSR16 |
受信したKR FECフレームの開始位置を示す、RX KR-FECの非同期ステータスフラグ出力です。 |
rx_enh_frame_diag_status[2<n>-1:0] | 出力 | rx_clkout SSR16 |
現在の受信フレームのステータスを示す、RX KR-FECの非同期ステータスフラグ出力です。
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