インテル® Stratix® 10 LタイルおよびHタイル・トランシーバーPHYユーザーガイド

ID 683621
日付 3/03/2020
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ドキュメント目次

7.5.4. シンプレックスTXの同じ物理チャネルへのマージなしのPMAシンプレックスRXのリキャリブレーション

注: アドレスは、シンプレックスRXチャネル・オフセット・アドレスを指します。

バックグラウンド・キャリブレーションがオンになっている場合はディスエーブルします。

  1. バックグラウンド・キャリブレーションをディスエーブルするには、チャネル・オフセット・アドレス0x542[0]に0x0を書き込みます。
    0x542[0] = 0x0、または0x481[2] = 0x0、もしくは reconfig_waitrequest がLowの場合は、制御できます。

リキャリブレーションを行います。

  1. アドレス0x481に対してマスク0x10を使用して0x00でRMW動作を実行します。これにより、ビット4が0に設定され、tx_cal_busy がマスクアウトされます。
  2. アドレス0x100に対してマスク0x01を使用して0x01でRMW動作を実行します。これにより、PMA RXキャリブレーション・イネーブル・ビットが設定されます。
  3. 0x01をアドレス0x00に書き込みます。これにより、PreSICEでキャリブレーションを実行できます。
  4. 0x0になるまで、読み出し0x481[1]をループします。
    • PMA RXキャリブレーションは、0x481[1] = 0x0のときに完了します。
  5. アドレス0x481に対して0x10でRMW動作を実行します。これにより、ビット4が0x1に設定され、tx_cal_busy がイネーブルになります。

バックグラウンド・キャリブレーションをイネーブルします。

  1. チャネル・オフセット・アドレス0x542[0]に0x1を書き込みます。