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Ixiasoft
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2.6.3.6.1. 10GBASE-KR PHY レジスターの定義
以下の表に、Avalon-MM PHY 管理インターフェイスを介してアクセスすることができるコントロールおよびステータスレジスターを示します。単独のアドレス空間ですべてのレジスターにアクセスすることができます。
ワードアドレス | ビット | 読出 (R) /書込 (W) | レジスター名 | 説明 |
---|---|---|---|---|
0x4B0 | 0 | RW | Reset SEQ | 1 にセットされると、10GBASE-KR シーケンサー (自動レート検出ロジック) をリセットし、PCS リコンフィグレーションを開始し、また、AN とLT が有効 (10GBASE-KR モード) にされている場合にはオート・ネゴシエーションかリンク・トレーニングまたはその両方を再開します。SEQ Force Mode[2:0] がこれらのモードを強制します。このリセットはセルフクリアされます。 |
1 | RW | Disable AN Timer | オート・ネゴシエーション無効タイマーです。無効にされた (Disable AN Timer = 1) 場合には、AN は動かなくなり、リンクパートナーがこの機能を含んでいない場合には、ABILITY_DETECT 機能を削除するためにソフトウェアのサポートが必要になります。さらに、リンクがACKNOWLEDGE_DETECT ステートから動かなくなった場合には、ソフトウェアはリンクをループバック・モードから出さなければならなくなります。このタイマーを有効にするにはDisable AN Timer = 0 にセットします。 | |
2 | RW | Disable LF Timer | 1 にセットされると、リンク障害タイマーを無効にします。0 にセットされると、リンク障害タイマーが有効にされます。 | |
3 | RW | fail_lt_if_ber | 1 にセットされると、最後のLT 測定がゼロ以外の数です。不成功時の動作として扱います。0=正常です。 | |
7:4 | RW | SEQ Force Mode[3:0] | シーケンサーを強制的に特定のプロトコルにします。強制を有効にするためにReset SEQ に1 を書き込む必要があります。以下のエンコードが定義されています。
|
|
8 | RW | Enable Arria 10 Calibration | 1 にセットされると、PCS ダイナミック・リコンフィグレーションの一部としてのArria 10 HSSI のリコンフィグレーション・キャリブレーションを有効にします。0 は、PCS をリコンフィグレーションする際のキャリブレーションをスキップします。 | |
11:9 | RW | 予約済み | — | |
12 | RW | LT failure response | 1 にセットされると、LT 機能がPHY をデータモードにします。0 にセットされると、LT はオート・ネゴシエーションを再スタートさせます (イネーブルされている場合)。オート・ネゴシエーションがイネーブルされていなければ、PHY はLT を再スタートします。 | |
0x4B0 | 16 | RW | KR FEC enable 171.0 | 1 にセットされると、FEC が有効にされます。0 にセットされると、FEC が無効にされます。CAPABLE_FEC パラメーター値へとリセットします。 |
17 | RW | KR FEC enable err ind 171.1 | 1 にセットされると、KR PHY FEC デコードエラーがPCS に通知されます。0 にセットされると、FEC エラーはPCS に通知されません。詳しくはIEEE 802.3ap-2007 の74.8.3項を参照してください。 | |
18 | RW | KR FEC request | 1 にセットされると、FEC 要求を有効にします。このビットを変更する際に、新しい値で再ネゴシエーションするためにReset SEQ (0x4B0[0]) をアサートする必要があります。0 にセットされると、FEC 要求を無効にします。 | |
0x4B1 | 0 | R | SEQ Link Ready | アサートされると、シーケンサーがリンクの準備ができていることを示します。 |
1 | R | SEQ AN timeout | アサートされると、シーケンサーのオート・ネゴシエーションがタイムアウトしています。シーケンサーがオート・ネゴシエーションを再開すると、このビットはラッチされ、リセットされます。 | |
2 | R | SEQ LT timeout | セットされると、シーケンサーがタイムアウトしていることを示します。 | |
13:8 | R | SEQ Reconfig Mode[5:0] | PCS リコンフィグレーションのためのシーケンサーのモードを指定します。以下のモードが定義されています。
|
|
16 | R | KR FEC ability 170.0 | 1 にセットされると、10GBASE-KR PHY がFEC をサポートすることを示します。SYNTH_FEC パラメーターとしてセットします。詳しくはIEEE 802.3ap-2007 の45.2.1.84項を参照してください。 | |
17 | R | KR FEC err ind ability 170.0 | 1 にセットされると、10GBASE-KR PHY がFEC デコードエラーをPCS にレポートできることを示します。詳しくはIEEE 802.3ap-2007 の74.8.3 項を参照してください。 | |
0x4B2 | 0:10 | — | 予約済み | — |
11 | RW | KR FEC TX Error Insert | 1 を書き込むと、トランスコーダとバーストエラー設定に基づいてTX FEC へ1 エラーパルスを挿入します。このビットはセルフクリアします。 | |
31:12 | — | 予約済み | — | |
0x4B5 ~ 0x4BF | 40G KR 用に予約 | 40G MAC + PHY KR ソリューションとのアドレス互換性のために意図的に空のままにしておきます。 | ||
0x4C0 | 0 | RW | AN enable | 1 にセットされると、オート・ネゴシエーション機能を有効にします。デフォルト値は1 です。詳しくはIEEE 802.3ap-2007 の73.8 項Management Register Requirements で7.0.12 を参照してください。 |
1 | RW | AN base pages ctrl | 1 にセットされると、ユーザー・ベース・ページが有効にされます。ユーザー・ベース・ページのLow/High ビットを介して任意のデータを送信することができます。0 にセットされると、ユーザー・ベース・ページが無効にされ、ステートマシンが送信用のベースページを生成します。 | |
2 | RW | AN next pages ctrl | 1 にセットされると、ユーザー・ネクスト・ページが有効にされます。ユーザー・ネクスト・ページのLow/High ビットを介して任意のデータを送信することができます。0 にセットされると、ユーザー・ネクスト・ページが無効にされ、ステートマシンが送信用のネクストページとしてNULL メッセージを生成します。 | |
3 | RW | Local device remote fault | 1 にセットされると、ローカルデバイスはオート・ネゴシエーションのページ内のRemote Fault を通知します。0 にセットされると、障害は発生していません。 | |
4 | RW | Force TX nonce Value | 1 にセットされると、TX Nonce 値を強制してUNH テストモードをサポートします。0 にセットされると正常動作です。 | |
5 | RW | Override AN Parameters Enable | 1 にセットされるとAN_TECH、AN_FEC、AN_PAUSE パラメーターを無効にし、代わりに0xC3 にあるビットを使用します。リコンフィグレーションするためにシーケンサーをリセットし、オート・ネゴシエーション・モードで再開する必要があります。0 にセットされると正常動作であり、0x4B0 のビット0 と0x4C3のビット[30:16]で使用されます。 | |
0x4C1 | 0 | RW | Reset AN | 1 にセットされると、すべての10GBASE-KR オート・ネゴシエーション・ステートマシンをリセットします。このビットはセルフクリアです。 |
4 | RW | Restart AN TX SM | 1 にセットされると、10GBASE-KR TX ステートマシンを再開します。このビットはセルフクリアします。このビットはTX ステートマシンがオート・ネゴシエーション・ステートである際にのみアクティブです。詳しくはIEEE 802.3ap-2007 の73.8 項Management Register Requirements で7.0.9 を参照してください。 | |
8 | RW | AN Next Page | アサートされると、新しいネクストページInfo を送信する準備ができています。このデータはXNP TX レジスターにあります。0 であれば、TX インターフェイスはNULL ページを送信します。このビットはセルフクリアします。NP (Next Page) はLink Codeword のビットD15 でエンコードされます。詳しくは、IEEE 802.3ap-2007 の73.6.9 項および45.2.7.6 項の7.16.15 を参照してください。 | |
0x4C2 | 1 | RO | AN page received | 1 にセットされると、ページが受信されています。0 であれば、ページが受信されていません。レジスターが読み出されると、現在の値はクリアされます。詳しくはIEEE 802.3ap-2007 の73.8 項で7.1.6 を参照してください。 |
2 | RO | AN Complete | アサートされると、オート・ネゴシエーションが完了しています。0 であれば、オート・ネゴシエーションが進行中です。詳しくはIEEE 802.3ap-2007 の73.8 項で7.1.5 を参照してください。 | |
3 | RO | AN ADV Remote Fault | 1 にセットされると、障害情報がリンクパートナーに送信されています。0 であれば、障害が発生していません。レジスターが読み出されると、現在の値はクリアされます。RF (Remote Fault) は、ベースLink Codeword のビットD13 にエンコードされます。詳しくはIEEE 802.3ap-2007 の73.6.7 で7.16.13 を参照してください。 | |
4 | RO | AN RX SM Idle | 1 にセットされると、オート・ネゴシエーション・ステートマシンはアイドル状態です。受信データは73 項に適合していません。0 であれば、オート・ネゴシエーションが進行中です。 | |
5 | RO | AN Ability | 1 にセットされると、トランシーバーPHY がオート・ネゴシエーションを行うことができます。0 にセットされると、トランシーバーPHY はオート・ネゴシエーションを行うことができません。バリアントにオート・ネゴシエーションが含まれている場合、このビットは1 に固定されます。詳しくはIEEE 802.3ap-2007 の45 項で7.1.3 と7.48.0 を参照してください。 | |
6 | RO | AN Status | 1 にセットされると、リンクはUP です。0 であれば、リンクはDOWN です。レジスターが読み出されると、現在の値はクリアされます。詳しくはIEEE 802.3ap-2007 の45 項で7.1.2 を参照してください。 | |
7 | RO | LP AN Ability | 1 にセットされると、リンクパートナーがオート・ネゴシエーションを行うことができます。0 であれば、リンクパートナーがオート・ネゴシエーションを行うことができません。詳しくはIEEE 802.3ap-2007 の45 項で7.1.0 を参照してください。 | |
0x4C2 | 8 | RO | FEC negotiated – enable FEC from SEQ | 1 にセットされると、PHY はFEC を行うためにネゴシエーションされます。0 にセットされると、PHY はFEC を行うためのネゴシエーションをされません。 |
9 | RO | Seq AN Failure | 1 にセットされると、シーケンサー・オート・ネゴシエーションの失敗が検出されています。0 にセットされると、オート・ネゴシエーションの失敗は検出されていません。 | |
17:12 | RO | KR AN Link Ready[5:0] | 73.10.1 に記載されているようにサポートされるリンク用に、an_receive_idle = true とリンクステータスのワンホット・エンコーディングを提供します。以下のエンコーディングが定義されています。
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0x4C3 | 15:0 | RW | User base page low | オート・ネゴシエーションTX ステートマシンは、オート・ネゴシエーション・ベース・ページのコントロール・ビットがセットされた場合に、これらのビットを使用します。以下のビットが定義されています。
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21:16 | RW | Override AN_TECH[5:0] | 現在の値を上書きする AN_TECH 値です。以下のビットが定義されています。
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25:24 | RW | Override AN_FEC[1:0] | 現在の値を上書きするAN_FEC 値です。以下のビットが定義されています。
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30:28 | RW | Override AN_PAUSE[2:0] | 現在の値を上書きするAN_PAUSE 値です。以下のビットが定義されています。
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0x4C4 | 31:0 | RW | User base page High | オート・ネゴシエーションTX ステートマシンは、オート・ネゴシエーション・ベース・ページのコントロール・ビットがセットされた場合に、これらのビットを使用します。以下のビットが定義されています。
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0x4C5 | 15:0 | RW | User Next page low | オート・ネゴシエーションTX ステートマシンは、AN Next Page コントロール・ビットがセットされた場合にこれらのビットを使用します。以下のビットが定義されています。
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0x4C6 | 31:0 | RW | User Next page High | オート・ネゴシエーションTX ステートマシンは、オート・ネゴシエーション・ネクスト・ページのctrl ビットがセットされた場合にこれらのビットを使用します。ビット[31:0]はページビット[47:16]に対応します。ビット49 のPRBS ビットはオート・ネゴシエーションTX ステートマシンにより生成されます。 |
0x4C7 | 15:0 | RO | LP base page low | AN RX ステートマシンは、リンクパートナーからこれらのビットを受け取ります。以下のビットが定義されています。
|
0x4C8 | 31:0 | RO | LP base page High | AN RX ステートマシンは、リンクパートナーからこれらのビットを受け取ります。以下のビットが定義されています。
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0x4C9 | 15:0 | RO | LP Next page low | AN RX ステートマシンは、リンクパートナーからこれらのビットを受け取ります。以下のビットが定義されています。
|
0x4CA | 31:0 | RO | LP Next page High | AN RX ステートマシンは、リンクパートナーからこれらのビットを受け取ります。ビット[31:0]はページビット[47:16]に対応します。 |
0x4CB | 24:0 | RO | AN LP ADV Tech_A[24:0] | 73 項Auto-Negotiation のTechnology Ability フィールドビットを受け取ります。10GBASE-KR PHY は、A0 とA2 をサポートしています。以下のプロトコルが定義されています。
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26:25 | RO | AN LP ADV FEC_F[1:0] | 受け取ったFEC 機能ビットFEC (F0:F1) はベースLink Codeword のビットD46:D47 にエンコードされます。F0 はFEC 機能です。F1 はFEC 要求です。詳しくはIEEE 802.3ap-2007 の73.6.5 項を参照してください。 | |
27 | RO | AN LP ADV Remote Fault | 受信したRF (Remote Fault) 機能ビットです。RF は、73 項AN にあるベースLink Codeword のビットD13 にエンコードされます。詳しくはIEEE 802.3ap-2007 の73.6.7 項を参照してください。 | |
30:28 | RO | AN LP ADV Pause Ability_C[2:0] | 受信したポーズ機能ビットです。ポーズ (C0:C1) は、以下に示すように73 項AN にあるベースLink Codeword のビットD11:D10 にエンコードされます。
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0x4D0 | 0 | RW | Link Training enable | 1 であれば、10GBASE-KR スタートアップ・プロトコルを有効にします。0 であれば、10GBASE-KR スタートアップ・プロトコルを無効にします。デフォルト値は1 です。詳しくはIEEE 802.3ap-2007 の72.6.10.3.1 項および10GBASE-KR PMD control register bit (1.150.1) を参照してください。 |
1 | RW | dis_max_wait_tmr | 1 にセットされると、LT max_wait_timer を無効にします。BER タイマー値をより長く設定した際の特性評価モード用に使用します。デフォルト値は0 です。 | |
2 | RW | 予約済み | 予約済み | |
3 | RW | 予約済み | 予約済み | |
7:4 | RW | main_step_cnt [3:0] | 各メインタップの更新のためのイコライゼーション・ステップの数を指定します。内部アルゴリズムがテストをするための約20 の設定があります。有効範囲は1 ~ 15 です。デフォルト値は4'b0001 です。 | |
11:8 | RW | prepost_step_cnt [3:0] | 各プリタップとポストタップの更新のためのイコライゼーション・ステップの数を指定します。16 ~ 31 ステップから指定可能です。デフォルト値は4'b0001 です。 | |
0x4D0 | 14:12 | RW | equal_cnt [2:0] | エラーカウントにヒステリシスを付加して極小値を回避します。以下の値が定義されています。
|
15 | RW | disable Initialize PMA on max_wait_timeout | 1 にセットされると、PMA 値 (VOD、プリタップ、ポストタップ) がTraining_Failure ステートに入る際に初期化されません。これはmax_wait_timer_done がtraining_failure = true (reg 0xD2 bit 3) をセットした際に発生します。UNH テストに使用します。0 にセットされると、PMA 値がTraining_Failure ステートに入る際に初期化されます。詳しくはIEEE 802.3ap-2007 の図72-5 を参照してください。デフォルト値は0 です。 | |
16 | RW | Ovride LP Coef enable | 1 にセットされると、リンクパートナーのイコライゼーション係数を上書きします。ソフトウェアは、リンクパートナーのTX イコライザーの係数に送信された更新コマンドを変更します。0 にセットされると、リンクパートナーの係数を決定するためにリンク・トレーニング・ロジックを使用します。0x4D1 ビット4と0x4D4 ビット[7:0]と併せて使用します。デフォルト値は0 です。 | |
17 | RW | Ovride Local RX Coef enable | 1 にセットされると、ローカルデバイス・イコライゼーション係数生成プロトコルを上書きします。セットされた際に、ソフトウェアがローカルTX イコライザーの係数を変更します。0 にセットされると、ローカルデバイスの係数を決定するために、リンクパートナーから受け取った更新コマンドを使用します。0x4D1 ビット8 および0x4D4 ビット[23:16]と併せて使用します。デフォルト値は0 です。 | |
0x4D0 | 18 | RW | VOD Training Enable | リンク・トレーニング時にリンクパートナーのVOD (メインタップ) 調整を省略するかどうかを定義します。以下の値が定義されています。
デフォルト値は0 です。 |
19 | RW | Bypass DFE | リンク・トレーニング完了時にデシジョン・フィードバック・イコライゼーション (DFE) をイネーブルするかどうかを定義します。以下の値が定義されています。
シミュレーション向けのデフォルト値は1 です。ハードウェア向けのデフォルト値は0 です。 |
|
21:20 | RW | DFE_freeze_mode | リンク・トレーニングの最後にDFE タップの動作を定義します。
デフォルト値は01 です。
注: これらのビットは0x4D0[19]が0 にセットされた際にのみ適用されます。
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0x4D0 | 22 | RW | adp_ctle_vga_mode | CTLE またはVGA を適応モードで適応するか、マニュアルモードで適応するかを定義します。以下の値が定義されています。
ハードウェアではデフォルト値は0 です。 |
28:24 | RW | Manual CTLE | マニュアルCTLE モードの際にリンク・トレーニング・アルゴリズムが使用するCTLE 値を定義します。これらのビットは0x4D0[22]が1 にセットされた際にのみ適用されます。 デフォルト値は1 です。 |
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31:29 | RW | Manual VGA | マニュアルVGA モードの際にリンク・トレーニング・アルゴリズムが使用するVGA 値を定義します。これらのビットは0x4D0[22]が1 にセットされた際にのみ適用されます。 | |
0x4D1 | 0 | RW | Restart Link training | 1 にセットされると、10GBASE-KR スタートアップ・プロトコルをリセットします。0 にセットされると、通常の動作を継続します。このビットはセルフクリアします。詳しくは、IEEE 802.3ap-2007 の72.6.10.3.1 項に定義されているstate variable のmr_restart_training および、10GBASE-KR PMD control register bit (1.150.0) を参照してください。 |
4 | RW | Updated TX Coef new | 1 にセットされると、送信可能な新しいリンクパートナー係数があります。LT ロジックはリモートデバイスに0x4D4 ビット[7:0]に設定された新しい値の送信を開始します。0 にセットされると、通常の動作を継続します。このビットはセルフクリアされます。0x4D0 ビット16 でこの上書きを有効にする必要があります。 | |
8 | RW | Updated RX coef new | 1 にセットされると、新しいローカルデバイス係数が使用できます。LT ロジックは、ローカルTX イコライザー係数を0x4D4 ビット[23:16]で指定されたものに変更します。0 にセットされると、通常の動作を継続します。このビットはセルフクリアされます。0x4D0 ビット17 でこの上書きを有効にする必要があります。 | |
21:20 | RW | 予約済み | 予約済み | |
0x4D2 | 0 | RO | Link Trained - Receiver status | 1 にセットされると、レシーバーはトレーニングされており、データを受信する準備ができています。0 にセットされると、レシーバーのトレーニングは進行中です。詳しくはIEEE 802.3ap-2007 の72.6.10.3.1 項で定義されているstate variable のrx_trained を参照してください。 |
1 | RO | Link Training Frame lock | 1 にセットされると、トレーニングのフレーム境界は検出されています。0 にセットされると、トレーニングのフレーム境界は検出されていません。詳しくはIEEE 802.3ap-2007 の72.6.10.3.1 項で定義されているstate variable のframe_lock を参照してください。 | |
2 | RO | Link Training Start-up protocol status | 1 にセットされると、スタートアップ・プロトコルは進行中です。0 にセットされると、スタートアップ・プロトコルが完了しています。詳しくはIEEE 802.3ap-2007 の72.6.10.3.1 項で定義されているstate のtraining を参照してください。 | |
3 | RO | Link Training failure | 1 にセットされると、トレーニングの失敗が検出されています。0 にセットされると、トレーニングの失敗は検出されていません。詳しくはIEEE 802.3ap-2007 の72.6.10.3.1 項で定義されているstate variable のtraining_failure を参照してください。 | |
4 | RO | Link Training Error | 1 にセットされると、リンク・トレーニング中に過剰なエラーが発生しています。0 にセットされると、BER は許容範囲内です。 | |
5 | RO | Link Training Frame lock Error | 1 にセットされると、リンク・トレーニング中にフレームロックが失われたことを示します。0x4D5 フィールドで指定されたタップ設定が初期パラメーター値と同じであれば、フレームロック・エラーは回復不能です。 | |
6 | RO | RXEQ Frame Lock Loss | フレームロックがRXEQ 中のある時点で検出されておらず、条件付RXEQ モードをトリガーする可能性があります。 | |
7 | RO | CTLE Fine-grained Tuning Error | 精密なチューニング・モードの各ステップでの最大BER 制限により、最良のCTLE が決定できません。 | |
0x4D3 | 9:0 | RW | ber_time_frames | イコライゼーション設定の各ステップでのリンクのビットエラーを検査するトレーニング・フレームの数を指定します。ber_time_k_frames が0 である際にのみ使用します。以下の値が定義されています。
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19:10 | RW | ber_time_k_frames | イコライゼーション設定の各ステップでのリンクのビットエラーを検査する何千ものトレーニング・フレームの数を指定します。以下の値に対応させるために、time/bits をber_time_m_frames = 0 にセットします。
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29:20 | RW | ber_time_m_frames | イコライゼーション設定の各ステップでのリンクのビットエラーを検査する数百万のトレーニング・フレームの数を指定します。以下の値に対応させるために、time/bits をber_time_k_frames = 4'd1000 = 0x43E8 にセットします。
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0x4D4 | 5:0 | RO またはRW | LD coefficient update[5:0] | ローカルデバイスのコントロール・チャネルから送信されたトレーニング・フレームの最初の16 ビット・ワードの内容を反映します。通常、このレジスターのビットは読み出し専用です。しかし、Ovride Coef enable コントロール・ビットを設定してトレーニングを上書きする場合に、これらのビットは書き込み可能になります。以下のフィールドが定義されています。
|
6 | RO またはRW | LD Initialize Coefficients | 1 にセットされると、TX イコライザーをINITIALIZE ステートにコンフィグレーションするためにリンクパートナー係数をセットするよう要求します。0 にセットされると、通常の動作を継続します。詳しくは、IEEE 802.3ap-2007 の45.2.1.80.3 項の10G BASE-KR LD coefficient update register bits (1.154.12) 、および72.6.10.2.3.2 項を参照してください。 | |
7 | RO またはRW | LD Preset Coefficients | 1 にセットされると、イコライゼーションがオフにされるステートにリンクパートナー係数をセットするよう要求します。0 にセットされると、リンクは通常どおり動作します。詳しくは、IEEE 802.3ap-2007 の45.2.1.80.3 項の10G BASE-KR LD coefficient update register bit (1.154.13) 、および72.6.10.2.3.2 項を参照してください。 | |
0x4D4 | 13:8 | RO | LD coefficient status[5:0] | ローカルデバイスのコントロール・チャネルから直前に送信されたトレーニング・フレームの2 番目である16 ビット・ワードの内容のためのステータス・レポート・レジスターです。以下のフィールドが定義されています。
|
14 | RO | Link Training ready - LD Receiver ready | 1 にセットされると、ローカルデバイスのレシーバーが、トレーニングが完了しておりデータを受信する準備ができていると判断しています。0 にセットされると、ローカルデバイスのレシーバーが、トレーニングの継続を要求しています。レシーバー・レディビットの値は、72.6.10.2.4.4 項で定義されています。詳しくはIEEE 802.3ap-2007 の45.2.1.81 で10G BASE-KR LD status report register bit (1.155.15) を参照してください。 | |
0x4D4 | 21:16 | RO またはRW | LP coefficient update[5:0] | コントロール・チャネルから直前に受信したトレーニング・フレームの最初の16 ビット・ワードの内容を反映します。 通常、このレジスターのビットは読み出し専用です。しかし、KR トレーニング・イネーブル・コントロール・ビットをLow に設定してトレーニングを無効にした場合に、これらのビットは書き込み可能になります。以下のフィールドが定義されています。
詳しくはIEEE 802.3ap-2007 の45.2.1.78.3 項で10G BASE-KR LP coefficient update register bits (1.152.5:0) を参照してください。 |
22 | RO またはRW | LP Initialize Coefficients | 1 にセットされると、ローカルデバイス送信イコライザー係数がINITIALIZE ステートにセットされます。0 にセットされると、通常の動作を継続します。初期化ビットの機能と値は72.6.10.2.3.2 項で定義されています。詳しくはIEEE 802.3ap-2007 の45.2.1.78.3 項で10G BASE-KR LP coefficient update register bits (1.152.12) を参照してください。 | |
23 | RO またはRW | LP Preset Coefficients | 1 にセットされると、ローカルデバイスTX 係数はイコライゼーションがオフにされた状態にセットされます。プリセット係数が使用されます。0 にセットされると、ローカルデバイスは通常どおり動作します。プリセットビットの機能と値は72.6.10.2.3.1 項で定義されています。初期化ビットの機能と値は72.6.10.2.3.2 項で定義されています。詳しくはIEEE 802.3ap-2007 の45.2.1.78.3 項で10G BASE-KR LP coefficient update register bits (1.152.13) を参照してください。 | |
0x4D4 | 29:24 | RO | LP coefficient status[5:0] | ステータス・レポート・レジスターは、コントロール・チャネルから直前に受信したトレーニング・フレームの2 番目である16 ビット・ワードの内容を反映します。以下のフィールドが定義されています。
|
30 | RO | LP Receiver ready | 1 にセットされると、リンクパートナーのレシーバーが、トレーニングが完了しておりデータを受信する準備ができていると判断しています。0 にセットされると、リンクパートナーのレシーバーが、トレーニングの継続を要求しています。 レシーバー・レディビットの値は、72.6.10.2.4.4 項で定義されています。詳しくはIEEE 802.3ap-2007 の45.2.1.79 項で10G BASE-KR LP status report register bits (1.153.15) を参照してください。 |
|
0x4D5 | 4:0 | R | LT VOD setting | 72 項に対応するLT 係数更新ロジックに基づいてリンクパートナーのRX でトレーニングされた最新のTX VOD 設定を格納します。TX プリエンファシス・タップを微調整するためにリンクパートナーのコマンドを反映します。 |
13:8 | R | LT Post-tap setting | 72 項に対応するLT 係数更新ロジックに基づいてリンクパートナーのRX でトレーニングされた最新のTX ポストタップ設定を格納します。TX プリエンファシス・タップを微調整するためにリンクパートナーのコマンドを反映します。 | |
20:16 | R | LT Pre-tap setting | 72 項に対応するLT 係数更新ロジックに基づいてリンクパートナーのRX でトレーニングされた最新のTX プリタップ設定を格納します。TX プリエンファシス・タップを微調整するためにリンクパートナーのコマンドを反映します。 | |
0x4D5 | 27:24 | R | RXEQ CTLE Setting | RX イコライゼーション中にreconfig bundle へ送信した最新のctle_rc 設定です。 |
29:28 | R | RXEQ CTLE Mode | RX イコライゼーション中にreconfig bundle へ送信した最新のctle_mode 設定です。 | |
31:30 | R | RXEQ DFE Mode | RX イコライゼーション中にreconfig bundle へ送信した最新のdfe_mode 設定です。 | |
0x4D6 | 4:0 | RW | LT VODMAX ovrd | VMAXRULE パラメーターを上書きする値です。有効にすると、VMAXRULE にこの値が置き換えられることにより、デバイス設定をチャネル毎に上書きすることができます。チャネルで指定されたローカルデバイスTX 出力にのみ効力を持ちます。 正常に動作するために、この値はINITMAINVAL パラメーターを超えている必要があります。この値はPREMAINVAL パラメーターの値も上書きすることに注意が必要です。 |
5 | RW | LT VODMAX ovrd Enable | 1 にセットされると、LT VODMAX ovrd レジスターフィールドに格納されているVMAXRULE パラメーター用の上書き値を有効にします。 | |
12:8 | RW | LT VODMin ovrd | VODMINRULE パラメーターの値を上書きします。有効にするとこの値が置き換えられ、VMINRULE のデバイス設定のチャネル毎の上書きを可能にします。この上書きはこのチャネルのローカルデバイスTX 出力にのみ効力を持ちます。 正常に動作するために、置き換えられる値はINITMAINVAL パラメーター未満であり、かつVMINRULE パラメーターを超えている必要があります。 |
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13 | RW | LT VODMin ovrd Enable | 1 にセットされると、LT VODMin ovrd レジスターフィールドに格納されているVODMINRULE パラメーター用の上書き値を有効にします。 | |
21:16 | RW | LT VPOST ovrd | VPOSTRULE パラメーターを上書きする値です。有効にすると、VPOSTRULE にこの値が置き換えられることにより、デバイス設定をチャネル毎に上書きすることができます。この上書きはこのチャネルのローカルデバイスTX 出力にのみ効力を持ちます。 正常に動作するために、置き換えられる値はINITPOSTVAL パラメーターを超えている必要があります。 |
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22 | RW | LT VPOST ovrd Enable | 1 にセットされると、LT VPOST ovrd レジスターフィールドに格納されているVPOSTRULE パラメーター用の上書き値を有効にします。 | |
28:24 | RW | LT VPre ovrd | VPRERULE パラメーターを上書きする値です。有効にすると、VPOSTRULE にこの値が置き換えられることにより、デバイス設定をチャネル毎に上書きすることができます。この上書きはこのチャネルのローカルデバイスTX 出力にのみ効力を持ちます。 正常に動作するために、置き換えられる値はINITPREVAL パラメーターを超えている必要があります。 |
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29 | RW | LT VPre ovrd Enable | 1 にセットされると、LT VPre ovrd レジスターフィールドに格納されているVPRERULE パラメーター用の上書き値を有効にします。 | |
0x4D6~0x4FF | 40G KR 用に予約 | 40G MAC + PHY KR ソリューションとのアドレス互換性のために空のままにしておきます。 |