インテル® Arria® 10 トランシーバーPHY ユーザーガイド

ID 683617
日付 4/20/2017
Public
ドキュメント目次

2.6.4.6.6. コントロールおよびステータス・インターフェイス

表 140.  コントロールおよびステータス信号
信号名 入力/出力 クロックドメイン 説明
led_link

出力

tx_clkout に同期

アサートされると、リンク同期の成功を示します。

led_disp_err

出力

rx_clkout に同期

10 ビットのランニング・ディスパリティーのエラーを示すディスパリティー・エラー信号です。1 つのディスパリティー・エラーが検出されるとrx_clkout_1g での1 サイクルの間アサートされます。ランニング・ディスパリティー・エラーは、それまでに受信したデータだけでなく、その時点で受信しているグループにエラーがあることを示しています。

led_an

出力

rx_clkout に同期

37 項のオート・ネゴシエーション・ステータスです。PCS 機能は、オート・ネゴシエーションが完了するとこの信号をアサートします。

led_panel_link 出力 mgmt_clk に同期 アサートされると、この信号は、次の動作を示します。
モード 動作
1000 Base-X without Auto-negotiation アサートされると、成功したリンク同期を示しています。
SGMII mode without Auto-negotiation アサートされると、成功したリンク同期を示しています。
1000 Base-X with Auto-negotiation 37 項のAuto-negotiation の状態。PCS 機能は、Auto-negotiation が完了した後、この信号をアサートします。
SGMII mode with MAC mode Auto-negotiation 37 項のAuto-negotiation の状態。PCS 機能は、Auto-negotiation が完了した後、この信号をアサートします。
rx_block_lock 出力 rx_clkout に同期 ブロック・シンクロナイザーが同期を確立したことを示すためにアサートされます。
rx_hi_ber 出力 rx_clkout に同期 同期ヘッダーのHigh ビット・エラー・レートが10-4 を超過したことを示すためにBER モニターブロックによってアサートされます。
rx_is_lockedtodata 出力 非同期信号 アサートされると、RX チャネルが入力データにロックされたことを示します。
tx_cal_busy 出力 mgmt_clk に同期 アサートされると、TX チャネルがキャリブレーションされていることを示します。
rx_cal_busy 出力 mgmt_clk に同期 アサートされると、RX チャネルがキャリブレーションされていることを示します。
tx_pcfifo_error_1g 出力 N/A アサートされる場合、標準PCS のTX 位相補償FIFO がフル、または空のどちらかであることを示します。
rx_pcfifo_error_1g 出力 N/A アサートされる場合、標準PCS のRX 位相補償FIFO がフル、または空のどちらかであることを示します。
lcl_rf 入力 xgmii_tx_clk に同期 アサートされるとRF (Remote Fault) を示します。MAC はこの障害信号をリンクパートナーに送信します。Auto Negotiation Advanced Remote Fault レジスター (0xC2) のD13 ビットが、このエラーを記録します。
rx_clkslip 入力 非同期信号 アサートされると、ワード・アライメントをするために、デシリアライザーがシリアルビットを1 つスキップした、もしくはシリアルクロックを1 サイクルの間ポーズしたことを示します。その結果として、クロックスリップ動作時には、パラレルクロックの周期が1 ユニット・インターバル (UI) 延長されます。これはオプションの制御入力信号です。
rx_data_ready 出力 xgmii_rx_clk に同期 アサートされると、MAC がPHY へのデータ送信を開始できることを示します。
rx_latency_adj_10g[15:0] 出力 xgmii_rx_clk に同期 1588 を有効にした際に、この信号は10G モードでのRX PCS およびPMA データパスのリアルタイムのレイテンシーをXGMII クロックサイクル (156.25 MHz) で出力します。ビット0~9 はフラクショナル数でのクロックサイクルを示します。ビット10~15 はクロックサイクル数を示します。
tx_latency_adj_10g[15:0] 出力 xgmii_tx_clk に同期 1588 を有効にした際に、この信号は10G モードでのTX PCS およびPMA データパスのリアルタイムのレイテンシーをXGMII クロックサイクル (156.25 MHz) で出力します。ビット0~9 はフラクショナル数でのクロックサイクルを示します。ビット10~15 はクロックサイクル数を示します。
rx_latency_adj_1g[21:0] 出力 gmii_rx_clk に同期 1588 を有効にした際に、この信号は1G モードでのRX PCS およびPMA データパスのリアルタイムのレイテンシーをGMII クロックサイクル (125 MHz) で出力します。ビット0~9 はフラクショナル数でのクロックサイクルを示します。ビット10~21 はクロックサイクル数を示します。
tx_latency_adj_1g[21:0] 出力 gmii_tx_clk に同期 1588 を有効にした際に、この信号は1G モードでのTX PCS およびPMA データパスのリアルタイムのレイテンシーをGMII クロックサイクル (125 MHz) で出力します。ビット0~9 はフラクショナル数でのクロックサイクルを示します。ビット10~21 はクロックサイクル数を示します。