インテル® Arria® 10 トランシーバーPHY ユーザーガイド

ID 683617
日付 4/20/2017
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ドキュメント目次

2.9.2.16. Arria® 10 トランシーバーにBasic あるいはレートマッチを使用するBasic のTransceiver Configuration Rules を実装する方法

Basic プロトコルIP を実装する前に、標準PCS とPMA のアーキテクチャー、PLL アーキテクチャー、ならびにリセット・コントローラーについて十分に把握している必要があります。

  1. IP カタログを開いてNative PHY IP を選択します。
    PHY IP コアの選択とインスタンス化を参照してください。
  2. Datapath Options の下のTransceiver configuration rules リストから、使用する必要があるコンフィグレーションに応じてBasic/Custom (Standard PCS) またはBasic/Custom w/Rate Match (Standard PCS) を選択します。
  3. 起点として、Basic およびレートマッチを使用するBasic のコンフィグレーション向けネイティブPHY IP のパラメーター設定の表のパラメーター値を使用します。またはプリセットで説明されているプロトコルプリセットを使用することもできます。その後で、デザインの具体的な要件に応じて設定を修正します。
  4. Finish をクリックして、ネイティブPHY IP (これはRTL ファイルです) を生成します。
    図 157. Basic およびレートマッチを使用するBasic のコンフィグレーション向けネイティブPHY IP の信号とポート


  5. PLL をインスタンス化し、設定します。
  6. トランシーバー・リセット・コントローラーを作成します。
  7. ネイティブPHY IP をPLL IP とリセット・コントローラーに接続します。ポートを接続するために、Basic およびレートマッチを使用するBasic のコンフィグレーション向けネイティブPHY IP のパラメーター設定の情報を使用します。
    図 158. Basic/Custom デザインの接続ガイドライン
  8. デザインをシミュレーションして機能性を検証します。