インテル® Arria® 10 トランシーバーPHY ユーザーガイド

ID 683617
日付 4/20/2017
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ドキュメント目次

5.1.2.1.7. CTLE とDFE のイネーブル方法

表 248.  レシーバー・イコライゼーション・モードの要約
レシーバー・イコライゼーション モード
CTLE adaptation mode Manual、Triggered (PCIe* Gen3 にのみtriggered モードを使用)
DFE adaptation mode Adaptation enabled、Manual、Disabled
Number of fixed DFE taps 3、7、11
DFE adaptation をトリガーするには、次の手順に従います。
  1. オフセットアドレス0x0 [7:0]に0x2 を書き込むことによって、内部コンフィグレーション・バスへのユーザーアクセスを要求します。
  2. 「Seperate reconfig_waitrequest from PreCISE」オプションが無効にされている場合、avmm_waitrequest がデアサート (ロジックLow) されることを監視して待機します。それ以外の場合は、「Seperate reconfig_waitrequest from PreCISE」 と「Enable control and status registers」のオプションが有効にされていると、レジスタービット0x281 のビット[2]がLow になるまで監視して待機します。
  3. アドレス0x149 のビット[4]に0x1 をリード・モディファイ・ライトすることによって適応制御を選択します。
  4. アドレス0x100 のビット[6]に0x1 をリード・モディファイ・ライトすることによって適応トリガーをイネーブルします。
  5. オフセットアドレス0x0 [7:0]に0x1 を書き込むことにより、内部コンフィグレーション・バスをPreSICE に解放します。
  6. ステップ2 を繰り返します。
  7. レジスタービット0x100 のビ​​ット[6]がLow になることを確認して、DFE の適応完了を監視します。これにより、DFE トリガーの適応ルーチンが完了したことが確認されます。