インテルのみ表示可能 — GUID: nik1398707053366
Ixiasoft
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3.10. PLL フィードバックおよびカスケード・クロック・ネットワーク
PLL フィードバックおよびカスケード・クロック・ネットワークは、デバイスの側面全体に及び、PLL フィードバック補償ボンディングおよびPLL カスケードに使用されます。
PLL フィードバック補償ボンディングおよびPLL カスケードのサポートには、以下の接続があります。
- fPLL のC カウンター出力は、feedback and cascading clock ネットワークをドライブします。
- feedback and cascading clock ネットワークは、全PLL のfeedback clock 入力をドライブします。
- feedback and cascading clock ネットワークは、全PLL のreference clock 入力をドライブします。
- master CGB’s parallel clock output は、feedback and cascading clock ネットワークをドライブします。
PLL カスケーディングでは、1 つのPLL の出力を別のPLL のリファレンス・クロック入力に接続するには、(1) と (3) の接続方法を使用します。
PLL フィードバック補償ボンディングでは、マスターCGB のパラレルクロック出力をPLL フィートバック・クロック入力ポートに接続するには、(2) と (4) の接続方法を使用します。
PLL フィードバック補償ボンディングは、xN ボンディングの代わりに使用することができます。PLL フィードバック補償ボンディングとxN ボンディング・コンフィグレーションの主な違いは、結合されたインターフェイスがトランシーバー・バンク内で小さなグループである6 個の結合されたチャネルに分割されるという点にあります。各トランシーバー・バンク内のPLL (ATX PLL またはATX fPLL) は、トランスミッタPLL として使用されます。全てのトランスミッタPLL は1 つの入力リファレンス・クロックを共有します。
xN ボンディング・コンフィグレーションでは、各ボンディング・グループが1 つのPLL を使用します。PLL フィードバック補償ボンディングでは、結合されたグループが存在する各トランシーバー・バンクで1 つのPLL が使用されます。PLL フィードバック補償ボンディングには、トランシーバー・チャネルおよびPLL 自体のデータレートの制限以外、データレートに関する制限はありません。
フィードバック補償ボンディングを使用する場合、低速パラレルクロックはPLL のリファレンス・クロックと同じ周波数である必要があります。
コアを駆動するfPLL
fPLL はFPGA ファブリックを駆動するために使用することができます。入力リファレンス・クロックとfPLL 出力クロックの間の位相アライメントを確実にするには、fPLL を整数モードでコンフィグレーションする必要があります。ダイナミック・リコンフィグレーションを実行する場合は、次の図を参照してください。
- fPLL IP を変更してfPLL のリコンフィグレーションを有効にします。
- Dynamic Reconfiguration タブで、Enable dynamic reconfiguration をON にする
- コアにロジックを作成し、次の手順を実行します。
- 内部フィードバックを選択するには、fPLL のオフセットアドレス0x126[0]に0x1 をリード・モディファイ・ライトする
- PreCISE にfPLL のリキャリブレーションをリクエストするには、fPLL のオフセットアドレス0x100 に0x1 をリード・モディファイ・ライトしてから、fPLL のオフセットアドレス0x000 に0x1 をリード・モディファイ・ライトする
- fPLL のオフセットアドレス0x280 のビット1 を監視し、このビットが0 に変更するまで待機する。これはリキャリブレーションの完了を示す。fPLL がロックを達成していることを確認する
- 外部フィードバック・パスを選択するには、fPLL のオフセットアドレス0x126[0]に0x0 をリード・モディファイ・ライトする
- fPLL ロック信号を監視し、fPLL がロックを達成するまで待機します。