インテル® Arria® 10 トランシーバーPHY ユーザーガイド

ID 683617
日付 4/20/2017
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ドキュメント目次

5.1.2.1.7.1. コンフィグレーション方法

次の方法のいずれかでモードのコンフィグレーションを実行します。

方法1:Arria 10 トランシーバー・ネイティブPHY IP コアを使用

  1. PHY IP コアのRX PMA タブで、CTLE/DFE モードを選択します。
  2. デザインをコンパイルします。
  3. 次のいずれかを選択します。
    • CTLE あるいはDFE がManual モードであれば、CTLE ゲイン値あるいはDFE タップを以下のいずれかの方法で設定します。
      1. Assignment Editor/.qsf:これらの値に効果を持たせるにはデザインを再コンパイルします。

        レシーバー・イコライゼーションの設定の詳細についてはアナログ・パラメーター設定を参照してください。

      2. Avalon-MM (AVMM) インターフェイス:AVMM インターフェイスで記述された値はAssignment Editor で定義された値よりも優先されます。この方法により動的に値が設定できるので、再コンパイルを回避することになります。

        AVMM インターフェイスの詳細および動的な読み出し/書き込みについては、Arria 10 Transceiver Register Map を参照してください。

方法 2:AVMM インターフェイスを使用

  1. AVMM インターフェイスを使用して行った変更は、ネイティブPHY IP GUI および/またはAssignment Editor で設定したものよりも優先されます。
    1. Manual モードのCTLE およびDFE であれば、リコンフィグレーション・インターフェイスを使用してCTLE ゲイン値もしくはDFE タップを設定します。これらの値は動的に書き込まれるので、デザインの再コンパイルは不要です。

      CTLE ゲイン値/DFE タップの設定に使用する特定のレジスターについての詳細は、Arria 10 Register Map を参照してください。

    2. 動的に変化するDFE およびCTLE 適応モードにおける適応レジスターのリストについては、CTLE Settings in Triggered Adaptation ModeArria 10 Register Map、およびArria 10 Adaptation Tool を参照してください。レジスター設定の変更には、リコンフィグレーション・インターフェイスを使用します。
    注: CTLE モードとDFE モードのすべての組み合わせに対してVGA をマニュアルで設定する必要があります。