インテルのみ表示可能 — GUID: nik1398706925010
Ixiasoft
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2.7.2.2.1. 自動速度ネゴシエーション
PIPE Gen3 モードでは、Gen1 (2.5 Gbps) 、Gen2 (5.0 Gbps) 、Gen3 (8.0 Gbps) の信号方式のデータレート間での自動速度ネゴシエーション (ASN) が可能になります。信号方式レートの切り替えは、周波数スケーリング、および固定32 ビット幅のPIPE 3.0 ベースのインターフェイスを使用するPMA およびPCS ブロックのコンフィグレーションによって実現されます。
PMA はGen1、Gen2、およびGen3 のデータレート間でクロックを切り替えます。ノン・ボンディング×1 チャネルでは、ASN モジュールは、チャネル内の速度ネゴシエーションを容易にします。ボンディングx2、x4、x8 とx16 チャネルでは、ASN モジュールは、レート切り替えを制御するためのマスターチャネルを選択します。マスターチャネルは、速度変更要求を他のPMA およびPCS チャネルへ振り分けます。
PCIe* Gen3 速度ネゴシエーション・プロセスは、ハードIP またはFPGA ファブリックがレート変更を要求した際に開始されます。次に、ASN がPCS をリセットにし、クロックパスを動的に遮断して現在アクティブ状態のPCS (標準PCS またはGen3 PCS のいずれか) を切り離します。Gen3 への、もしくはGen3 からの切り替えが要求された場合には、ASN は自動的にマルチプレクサーで適切なPCS クロックパスとデータパスの選択を選定します。それから、ASN ブロックはデータレートを切り替えるためにPMA ブロックに要求を送信し、確認のためのレート変更完了信号を待ちます。PMA がレート変更を完了し、ASN ブロックに確認を送信すると、ASN はクロックパスを有効にして新しいPCS ブロックを結びつけ、PCS のリセットを解除します。ASN ブロックがpipe_phy_status 信号をアサートすると、このプロセスが正常に完了したことを示します。