インテル® Arria® 10 トランシーバーPHY ユーザーガイド

ID 683617
日付 4/20/2017
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ドキュメント目次

4.3.1.1.4. デフォルトのモデルを使用したチャネルのダイナミック・リコンフィグレーション

TX チャネル

このリストの番号は、次の図の番号に相当します。

  1. pll_cal_busytx_cal_busy がLow のとき、tx_analogresetpll_powerdown、およびtx_digitalreset をアサートします。
  2. tx_analogreset を最小70 μsアサートする後にダイナミック・リコンフィグレーションを実行します 。
  3. ダイナミック・リコンフィグレーションを実行した後にpll_powerdown をデアサートします。 tx_analogreset をデアサートします。このステップは、pll_powerdown をデアサートする同時に、またはデアサートした後に行うことができます。
  4. TX PLL がロックを取得した後pll_locked 信号がHigh になります。pll_locked 信号を監視するためにtx_analogreset をデアサートした後、最低70 μs を待機します。
  5. pll_locked がHigh になった後にtx_digitalreset をデアサートします。tx_analogreset がデアサートされた後、tx_digitalreset 信号が最小tttx_digitalreset 期間でアサートままにする必要があります。
図 204. デバイス動作中のトランスミッタ・チャネルのダイナミック・リコンフィグレーション

RX チャネル

このリストの番号は、次の図の番号に相当します。

  1. rx_analogreset およびrx_digitalreset をアサートします。rx_cal_busy がLow であることを確認します。rx_analogreset をアサートするたびにrx_digitalreset のアサートによって、PCS をリセットする必要があります。
  2. rx_analogreset を最小70 μs アサートする後にダイナミック・リコンフィグレーションを実行します 。
  3. ダイナミック・リコンフィグレーションを実行した後にrx_analogreset をデアサートします。
  4. CDR がロックを取得した後にrx_is_lockedtodata 信号がHigh になります。
  5. rx_digitalreset をデアサートする前に、rx_is_lockedtodata がtLTD (最小4 μs) にアサートされていることを確認します。
図 205. デバイス動作中のレシーバーチャネルのダイナミック・リコンフィグレーション