インテルのみ表示可能 — GUID: nik1398707109192
Ixiasoft
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5.1.2.1.6. デシジョン・フィードバック・イコライゼーション (DFE)
DFE は、ノイズを増加させることなく信号の高周波数コンポーネントを増幅します。また、DFE はシンボル間干渉 (ISI) を補償します。現在のビットから以前に受信したビットの加重バージョンを加算あるいは減算することにより、DFE はポストカーソルISI を最小化します。DFE はTX プリエンファシスとダウンストリームRX CTLE に同期して動作します。これによりRX CDR をイネーブルし、ノイズと損失の多いバックプレーンを介して送信された正しいデータを受信します。
CTLE と比較した場合のDFE の利点は、SNR (Signal to Noise Ratio) を向上させることにあります。DFE はノイズ電力を増加させることなく、高周波数コンポーネントの電力を増幅します。
DFE 回路はデータの遅延バージョンを格納します。格納されたビットは、係数で乗算された後に受信信号に加算されます。各係数の極性はプログラム可能です。
DFE アーキテクチャーは、11 個の固定タップをサポートします。
11 個の固定タップは、現在のビットから始まる次の11 ビットからISI を削除することができるDFE に変換されます。
- Disabled モード:
- DFE のDisabled モードは、DFE タップの値がすべて0 に設定される以外はDFE のManual モードと類似します。DFE タップ値はAssignment Editor/.qsf もしくはAvalon MM インターフェイスを使用して設定することができます。
- Manual モード:
- このモードでは、マニュアルのDFE タップ値はAssignment Editor/.qsf もしくはAvalon MM インターフェイスを使用して設定することができます。
- Adaptation Enabled モード:
- この適応モードでは、DFE タップ値はアダプティブ・パラメトリック・チューニング・エンジンによって制御されます。このモードでは、アダプティブ・パラメトリック・チューニング・エンジンによって提供される収束したDFE タップ値が使用されます。