インテル® Arria® 10 トランシーバーPHY ユーザーガイド

ID 683617
日付 4/20/2017
Public
ドキュメント目次

2.6.4.5. 1G/10GbE PHY のパラメーター化

この項にはこのプロトコル向けの推奨パラメーター値を掲載しています。パラメーター値の範囲全体については、 Arria 10 のトランシーバー・ネイティブPHY IP コアの使用 を参照してください。

Arria 10 の1G/10GbE and 10GBASE-KR PHY IP コアでは、Backplane-KR バリアントまたは1Gb/10Gb Ethernet バリアントのどちらかを選択することができます。1Gb/10Gb Ethernet バリアント (1G/10GbE) ではリンク・トレーニングとオート・ネゴシエーションの機能は実装されません。

1Gb/10Gb イーサネットPHY IP コアをパラメーター化するには、パラメーター・エディターで以下のステップを実行します。

  1. IP カタログからArria 10 1G/10GbE and 10GBASE-KR PHY をインスタンス化します。
    PHY IP コアの選択とインスタンス化を参照してください。
  2. Ethernet MegaCore Type の下にあるIP variant リストから1Gb/10Gb Ethernet を選択します。
  3. 起点として、10GBASE-R パラメーター10M/100M/1Gb イーサネットのパラメーターSpeed Detection のパラメーターと、PHY アナログ・パラメーターの表のパラメーター値を使用します。または、IP パラメーター・エディターの右側にあるPresets タブからBackPlane_wo_1588 オプションを選択することもできます。その後で、デザインの具体的な要件に応じて設定を修正します。
  4. Generate HDL をクリックして、1Gb/10Gb Ethernet IP コアのトップレベルHDL ファイルを生成します。
注: タイミング違反が表示されることがあります。タイミングパスがIP の内側であれば、この違反は無視することができます。これは今後リリースされる Quartus® Prime ソフトウェアで修正される予定です。