インテルのみ表示可能 — GUID: nik1398707196795
Ixiasoft
インテルのみ表示可能 — GUID: nik1398707196795
Ixiasoft
6.11.1. トランスミッタPLL の切り替え
PLL の切り替えを開始する前に、トランシーバー・ネイティブPHY インスタンスが複数のトランスミッタPLL 入力を定義していることを確認してください。トランシーバー・ネイティブPHY をパラメーター化する際に、TX PMA タブでNumber of TX PLL clock inputs per channel パラメーターを指定します。
以下の表は、トランスミッタPLL の切り替えに関するアドレスとビットを示しています。公開されるtx_serial_clk ビットの個数は、指定するトランスミッタPLL の個数により異なります。この操作にはネイティブPHY リコンフィグレーション・インターフェイスを使用します。
トランシーバー・ネイティブPHY ポート | 説明 | アドレス | ビット |
---|---|---|---|
tx_serial_clk0 | 論理PLL0 を表します。ルックアップ・レジスターx117[3:0]は、論理PLL0 から物理PLL へのマッピングを格納します。 | 0x117 (ルックアップ・レジスター) | [3:0] |
tx_serial_clk1 | 論理PLL1 を表します。ルックアップ・レジスターx117[7:4]は、論理PLL1 から物理PLL へのマッピングを格納します。 | 0x117 (ルックアップ・レジスター) | [7:4] |
tx_serial_clk2 | 論理PLL2 を表します。ルックアップ・レジスターx118[3:0]は、論理PLL2 から物理PLL へのマッピングを格納します。 | 0x118 (ルックアップ・レジスター) | [3:0] |
tx_serial_clk3 | 論理PLL3 を表します。ルックアップ・レジスターx118[7:4]は、論理PLL3 から物理PLL へのマッピングを格納します。 | 0x118 (ルックアップ・レジスター) | [7:4] |
N/A | PLL セレクションMUX | 0x111 | [7:0] |
PLL の切り替えを実行する際、切り替えの対象となるアドレスおよびビットの値を指定する必要があります。以下に示す手順は、複数のPLL が1 つのチャネルに接続されている場合のトランスミッタPLL の選択について説明しています。CDR のデータレートを変更するには、チャネルおよびPLL ブロックのリコンフィグレーションについての手順に従ってください。切り替えの対象となる論理PLL を決定した後、以下の手順に従い希望のトランスミッタPLL への切り替えを実行します。
- ダイナミック・リコンフィグレーションの実行手順の手順1 から7 の必要な手順を実行します。
- 適切なルックアップ・レジスター・アドレス (表 263を参照) を読み出し、必要となる4 ビット・パターンを保存します。たとえば、論理PLL1 への切り替えにはアドレス0x117 のビット[7:4]を保存する必要があります。
- 以下の表に基づいて、手順1 で読み出した4 ビットの値を8 ビットの値にエンコードします。
表 264. 論理PLL エンコーディング 4 ビット論理PLL ビット アドレス0x111 への8 ビット・マッピング [3..0] {~logical_PLL_OFFset_readdata[3],logical_PLL_OFFset_readdata[1:0],logical_PLL_OFFset_readdata[3], logical_PLL_OFFset_readdata[3:0] } [7..4] {~logical_PLL_OFFset_readdata[7], logical_PLL_OFFset_readdata[5:4],logical_PLL_OFFset_readdata[7],logical_PLL_OFFset_readdata[7:4] } 注:たとえば、論理PLL1 にリコンフィグレーションする場合、ビット[7:4]は8 ビット値の{~bit[7], bit[5:4], bit[7], bit[7:4]}にエンコードされます。
- エンコードされた8 ビット値を使用して、アドレス0x111 のビット[7:0]にRead-Modify-Write を実行します。
- ダイナミック・リコンフィグレーションの実行手順の手順9 から12 の必要な手順を実行します。