インテル® Arria® 10 トランシーバーPHY ユーザーガイド

ID 683617
日付 4/20/2017
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ドキュメント目次

5.3.2.1.2. マニュアルモードのワードアライナー

マニュアル・アライメント・モードでは、ワードアライナー動作はrx_std_wa_patternalign で制御されます。ワードアライナー動作は、選択されたPCS-PMA 間のインターフェイス幅に応じてrx_std_wa_patternalign のエッジ・センシティブまたはレベル・センシティブになります。

表 255.  ワードアライナーrx_std_wa_patternalign の動作
PCS-PMA インターフェイス幅 rx_std_wa_patternalign の動作
8 立ち上がりエッジ・センシティブ
10 レベル・センシティブ
16 立ち上がりエッジ・センシティブ
20 立ち上がりエッジ・センシティブ

rx_std_wa_patternalign がアサートされる場合、ワードアライナーは受信データストリーム内でプログラムされたワード・アライメント・パターンを検索します。これにより、新しいワード境界でワード・アライメント・パターンを検出した場合、ワード境界を更新します。rx_std_wa_patternalign がデアサートされる場合、新しいワード境界でワード・アライメント・パターンを検出しても、ワードアライナーは現在のワード境界を維持します。

データパスと同じレイテンシーを有する rx_syncstatus およびrx_patterndetect 信号はFPGA ファブリックに転送され、ワードアライナーの状態を示します。

rx_std_wa_patternalign がアサートされた後、最初のワード・アライメント・パターンを受信すると、 rx_syncstatusrx_patterndetect の両方は1 パラレル・クロックサイクルの間High にドライブされます。その後、同じワード境界で受信したいずれのワード・アライメント・パターンも、1 クロックサイクルの間rx_patterndetect のみをHigh にします。また、その後、異なるワード境界で受信したいずれのワード・アライメント・パターンは、rx_std_wa_patternalign がアサートされる場合にのみ、ワードアライナーを新しいワード境界にリアライメントします。ワードアライナーは、新しいワード境界にリアライメントするたびに1 パラレル・クロックサイクルの間 rx_syncstatus をアサートします。