インテル® Arria® 10 トランシーバーPHY ユーザーガイド

ID 683617
日付 4/20/2017
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ドキュメント目次

2.7.2.2.4. Gen3 クロック補償

Gen3 PIPE トランシーバー・コンフィグレーション・ルールを使用する際に、パラメーター・エディターでこのモードを有効にします。

PCIe* のプロトコル要件に対応し、かつ、発信元と終端の装置間で最大±300 ppm までのクロック周波数の差を補償するために、レシーバーチャネルはレートマッチFIFO を有しています。レートマッチFIFO は、4 つのSKP キャラクター (32 ビット) を挿入または削除し、FIFO が空またはフルにならないようにします。レートマッチFIFO がほぼフルの場合は、FIFO は4 つのSKP キャラクターを削除します。レートマッチFIFO がほぼ空の場合は、FIFO は次の有効なSKP オーダーセットの先頭にSKP キャラクターを挿入します。pipe_rx_status [2:0] 信号は、FIFO フル、空、挿入、および削除を表示します。
注: 波形については、Gen1 およびGen2 のクロック補償の項を参照してください。