インテル® Arria® 10 トランシーバーPHY ユーザーガイド

ID 683617
日付 4/20/2017
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ドキュメント目次

7.2.1. Avalon-MM インターフェイス・アービトレーション・レジスター

表 293.  Avalon-MM インターフェイス・アービトレーション・レジスター
ビット オフセットアドレス 説明
[0] 0x060 このビットは、Avalon-MM インターフェイスのコントロールをアービトレーションします。
  • このビットを0 に設定すると、ユーザーによる内部コンフィグレーション・バスの制御がリクエストできる
  • このビットを1 に設定すると、内部コンフィグレーション・バス・コントロールがPreSICE へ渡される
[1] 0x0 このビットは、キャリブレーションが完了しているかどうかを表します。これは、極性が反転されたcal_busy 信号です。このビットへのライトは可能ですが、0x100 でキャリブレーション・ビットをイネーブルせずに誤って0x0 をライトした場合、PreSICE はこのビットを0x1 に設定しない可能性があり、その場合cal_busy はHigh で保持されます。チャネルリセットは、cal_busy がリセット・コントローラーに接続するとトリガーされます。
  • 0x1:キャリブレーション完了
  • 0x0:キャリブレーション未完了

    cal_busy 信号は、このビットに0x0 をライトした後、2 クロックサイクルでアクティブとなります。

注: キャリブレーション中でNios が内部コンフィグレーション・バスを制御している場合、オフセットアドレス0x0 をリードすることができません。ただし、オフセットアドレス0x0[0]に0x0 をライトして、バスのアクセスをリクエストすることは可能です。
60 トランシーバー・チャネル、ATX PLL、およびfPLL は同じオフセットアドレスを使用します。