インテル® Arria® 10 トランシーバーPHY ユーザーガイド

ID 683617
日付 4/20/2017
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ドキュメント目次

3.5. FPGA ファブリック-トランシーバー・インターフェイスのクロッキング

FPGA ファブリック‐トランシーバー・インターフェイスは、FPGA ファブリックからトランシーバーへのクロック信号とトランシーバーからFPGA ファブリックへのクロック信号で構成されています。これらのクロック信号は、FPGA コア内でグローバル (GCLK) 、リージョナル (RCLK) 、およびペリフェラル (PCLK) クロック・ネットワークを使用します。グローバル信号がオフに設定されている場合、前述のクロック・ネットワークが選択されることはなく、クロック・ネットワークがトランシーバーとFPGA ファブリック間のローカル・ルーティングから直接選択されます。

トランスミッタ・チャネルは、パラレル出力クロックtx_clkout をFPGA ファブリックに転送し、トランスミッタ・データと制御信号をクロッキングします。レシーバーチャネルは、パラレル出力クロックrx_clkout をFPGA ファブリックへ転送し、レシーバーからFPGA ファブリックへのデータおよびステータス信号をクロッキングします。レシーバーチャネルのコンフィグレーションをもとに、パラレル出力クロックはレシーバー・シリアルデータあるいはrx_clkout クロック (レートマッチャを持たないコンフィグレーションで) 、またはtx_clkout クロック (レートマッチャを持つコンフィグレーションで) のいずれかからリカバリーされます。

図 178. FPGA ファブリック-トランシーバー・インターフェイスのクロッキング

分割されたバージョンのtx_clkoutrx_clkout は、それぞれtx_pma_div_clkoutrx_pma_div_clkout として利用できます。

tx_pma_div_clkoutrx_pma_div_clkout の出力周波数は次のいずれかになります。

  • 分周されたバージョンのtx_clkout またはrx_clkout ですが、1 で分周された比率と2 で分周された比率がそれぞれで利用可能です。
  • 分周されたバージョンのシリアライザー・クロックについては、33、40、および66 で分周された比率が利用可能です。
注: 分周係数の選択についての詳細は、PMA パラメーターの項にある「TX PMA Optional Ports」の表を参照してください。

Double-width モードでTX およびRX FIFO を動作させることで、PCS-FPGA 間インターフェイスで必要となるクロック周波数が半減するため、このようなクロックはコアタイミングを満たす目的で使用することができます。また、こうしたクロックは、エンハンストPCS Gearbox 使用時に、TX およびRX FIFO のコア側をクロッキング際にも使用することができます。

たとえば、エンハンストPCS Gearbox を66:40 の比率で使用する場合、PLL や外部クロックソースを使用して必要なクロック周波数を生成するのではなく、33 で分周した比率を持つtx_pma_div_clkout を使用して書き込み側のTX FIFO をクロッキングすることが可能です。