インテル® Arria® 10 トランシーバーPHY ユーザーガイド

ID 683617
日付 4/20/2017
Public
ドキュメント目次

9. 現行リリースの資料改訂履歴

以下の表に本資料の改訂履歴を章ごとに示します。
ドキュメント・バージョン 変更内容
1G/10 Gbps イーサネットPHY のIP コア 2017.04.20 以下の内容を変更しました。
  • 「クロック信号とリセット信号」の表におけるrx_data_ready のクロックドメインを変更
  • 「コントロールおよびステータス信号」の表におけるrx_data_ready のクロックドメインを変更
PLL およびクロック・ネットワーク 2017.04.20 以下の内容を変更しました。
  • 該当する項に「カスケードチェーンには最大2 つのPLL しかサポートできません。」という文を追加
  • 「fPLL 間のカスケード接続の実装手順」に「送信元 (アップストリーム) のfPLL 帯域幅をLow に設定し、宛先 (ダウンストリーム) fPLL 帯域幅をHigh に設定します。」という手順を追加
  • 該当する項に「fPLL をカスケード接続されたfPLL (ダウンストリームfPLL) として使用する場合は、fPLL のユーザー・リキャリブレーションが必要です。」という注を追加
  • 該当する表に「fPLL fref 信号とclklow 信号は、 インテル® の外部ソフトロック検出ロジックでのみ使用してください。」という注を追加
  • 「PLL フィードバック補償ボンディング・モードの実装方法」の項に「パワーアップ・キャリブレーション後にPLL をリキャリブレーションする手順」を追加
  • 「x6/xN ボンディング・モードの実装」における注を「tx_bonding_clocks を接続する間は、 Quartus® Prime ソフトウェアのフィッターエラーを回避するためにtx_serial_clk には触れないようにします。」に更新
  • ATX PLL の項で「カスケードモードでは、ATX PLL はフラクショナル・モードのみをサポートします。」という文を追加
  • 「ATX PLL およびfPLL を使用する場合における送信PLL の間隔ガイドライン」の新しい項を追加
  • 位相アライメントのオプションを有効にする場合におけるfPLL をリキャリブレーションする手順を追加
キャリブレーション 2017.04.20 以下の内容を変更しました。
  • トランシーバーまたはPLL をリキャリブレーションする使用状況を更新
  • パワーアップ・キャリブレーションに「PCIe* リファレンス・クロックのトグルを待機します。」という新しいシーケンスを追加
トランシーバーPHY アーキテクチャー 2017.04.20 以下の内容を変更しました。
  • 章の該当する項に「Register モードは、厳しいレイテンシー要件を有するアプリケーションのFIFO レイテンシーの不確実性を取り除くためにFIFO 機能をバイパスします。これは、FIFO の読み取りクロックをFIFO の書き込みクロックと接続することによって実現します。」という説明を追加
  • 「DFE トリガーの適応」の新しい項を追加
Arria® 10 トランシーバー・ネイティブPHY 2017.04.20 以下の内容を変更しました。
  • RX PMA ポートの表でrx_pma_clkslip の説明を更新
  • 「サポートされない機能」の項を追加し、「ネイティブPHY はQXP に含めてはなりません。」を説明
PCI Express 2017.04.20 以下の内容を変更しました。
  • Arria® 10 PCIe Gen3 コンフィグレーションを使用する際にはGen1/Gen2 でスクランブルとデスクランブルを有効にする必要があります。」という注を追加
  • インテル® は、 Arria® 10 レシーバーのプリセットP8 係数を送信してデータを正常に回復することを推奨しています。」という注を追加
  • Arria® 10 PCIe デザイン (ハードIP (HIP) およびPIPE) を手動で調整するためのTTK (トランシーバー・ツールキット)/システムコンソール/リコンフィグレーション・インターフェイスの使用」の新しい項を追加
トランシーバーのプロトコルとPHY IP のサポート 2017.04.20 以下の内容を変更しました。
  • DisplayPort プロトコルに「VESA DisplayPort 規格バージョン1.3 およびVESA DisplayPort PHY 準拠仕様バージョン1.2b のDisplayPort TX 電気的完全準拠を満たすには、VCCT_GXBVCCR_GXB が1.03 V またはその以上である必要があります。詳細については、AN745: Design Guidelines for DisplayPort and HDMI Interfaces を参照してください。」という注を追加
ダイナミック・トランシーバー・リコンフィグレーション 2017.04.20 以下の内容を変更しました。
  • 「タイミング収束に関する推奨事項」のトピックで「ダイナミック・リコンフィグレーション (マルチプロファイル) がイネーブルされている場合、IP ディレクトリーを移動したり名前を変更したりしないでください。IP の場所を移動すると、Quartus はコンフィグレーション・プロファイルを取得できなくなります。IP ディレクトリーが変更された場合、デフォルト・コンフィグレーションにタイミング制約と解析が正常に実行されますが、デフォルト以外のコンフィグレーションではタイミングアークが欠落する可能性があるため、タイミングに問題が生じます。」という注を追加