インテルのみ表示可能 — GUID: nik1398707196451
Ixiasoft
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6.3. コンフィグレーション・ファイル
コンフィグレーション・ファイルはIP の生成中に生成され、IP インスタンスの<IP Instance name>/reconfig/ サブフォルダー内に配置されます。コンフィグレーション・データは以下のフォーマットで利用可能です。
- SystemVerilog packages: <name>.sv
- C Header files: <name>.h
- Memory Initialization File (MIF): <name>.mif
コンフィグレーション・データを保存するには、トランシーバー・ネイティブPHY あるいは送信PLL パラメーター・エディターのDynamic Reconfiguration タブで1 つあるいは複数のコンフィグレーション・ファイル・フォーマットを選択します。特定のIP インスタンス用に生成されたすべてのコンフィグレーション・ファイルに、同じアドレスとデータ値が含まれます。コンフィグレーション・ファイルの内容は、1 つのトランシーバー/PLL コンフィグレーションから別のトランシーバー/PLL コンフィグレーションのリコンフィグレーションに使用することが可能です。
Transceiver Native PHY IP Parameter Editor のDynamic Reconfirmation タブにあるInclude PMA Analog settings in configuration files 機能をイネーブルすれば、Native PHY IP コアがコンフィグレーション・ファイル内にPMA Analog 設定をオプションで含めることができるようになります。この機能はデフォルトではディスエーブルされていますが、イネーブルするとNative PHY IP Parameter Editor のAnalog PMA settings (Optional) タブで指定したPMA Analog 設定をコンフィグレーション・ファイルに追加します。Native PHY IP Parameter Editor でこのオプションをイネーブルしている場合でも、スタティック・デザインをコンパイルする際にはアナログ設定に対しQuartus Settings File (QSF) アサインメントを指定する必要があります。Native PHY IP Parameter Editor で選択したアナログ設定は、このような設定やこれらに依存する設定を選択したコンフィグレーション・ファイルに含めるだけに使用されます。アナログ設定のQSF アサインメントに関する詳細については、アナログ・パラメーター設定の章を参照してください。
SystemVerilog コンフィグレーション・ファイル
26'h008FF04, // [25:16]-DPRIO address=0x008; // [15:8]-bit mask=0xFF; // [7:7]- hssi_tx_pcs_pma_interface_pldif_datawidth_mode=pldif_data_10bit(1'h0); // [6:5]-hssi_tx_pcs_pma_interface_tx_pma_data_sel=ten_g_pcs(2'h0); // [4:4]-hssi_tx_pcs_pma_interface_prbs_gen_pat=prbs_gen_dis(1'h0); // [3:0]-hssi_tx_pcs_pma_interface_sq_wave_num=sq_wave_default(4'h4); … localparam HSSI_TX_PCS_PMA_INTERFACE_PLDIF_DATAWIDTH_MODE_VALUE = "pldif_data_10bit"; localparam HSSI_TX_PCS_PMA_INTERFACE_PLDIF_DATAWIDTH_MODE_ADDR_OFST = 8; localparam HSSI_TX_PCS_PMA_INTERFACE_PLDIF_DATAWIDTH_MODE_ADDR_FIELD_OFST = 7; localparam HSSI_TX_PCS_PMA_INTERFACE_PLDIF_DATAWIDTH_MODE_ADDR_FIELD_HIGH = 7; localparam HSSI_TX_PCS_PMA_INTERFACE_PLDIF_DATAWIDTH_MODE_ADDR_FIELD_SIZE = 1; localparam HSSI_TX_PCS_PMA_INTERFACE_PLDIF_DATAWIDTH_MODE_ADDR_FIELD_BITMASK = 32'h00000080; localparam HSSI_TX_PCS_PMA_INTERFACE_PLDIF_DATAWIDTH_MODE_ADDR_FIELD_VALMASK = 32'h00000000; localparam HSSI_TX_PCS_PMA_INTERFACE_PLDIF_DATAWIDTH_MODE_ADDR_FIELD_VALUE = 1'h0;
ビット位置 | 説明 |
---|---|
[25:16] | チャネルまたはPLL アドレスです。 |
[15:8] | チャネルまたはPLL ビットマスクです。ビットマスクはトランシーバー・ネイティブPHY または送信PLL IP コアのいずれかでコンフィグレーションされたビットを公開します。 |
[7:0] | 機能ビット値です。 |
たとえば、26'h008FF04 の値がアドレスの0x008 およびビットマスクの0xFF を表します。アドレスの0x008 に存在する4 つの機能は以下のとおりです。
- 1'h0 の値を持つhssi_tx_pcs_pma_interface_pldif_datawidth_mode
- 2'h0 の値を持つhssi_tx_pcs_pma_interface_tx_pma_data_sel
- 1'h0 の値を持つhssi_tx_pcs_pma_interface_prbs_gen_pat
- 4'h4 の値を持つhssi_tx_pcs_pma_interface_sq_wave_num
アドレス0x008 のビット7 へ書き込みを実行すると、hssi_tx_pcs_pma_interface_pldif_datawidth_mode 機能が変更されます。
MIF ファイルとC ヘッダーファイルは、System Verilog パッケージファイルと同じように設定します。複数のトランシーバー機能が同じアドレスに存在することが可能です。同時に、1 つのトランシーバー機能が複数のアドレスにわたって存在することも可能です。
ダイナミック・リコンフィグレーションには、トランシーバー・ネイティブPHY IP コアまたはPLL IP コアの2 つのコンフィグレーションが最低限必要となります。1 つ目のコンフィグレーションでベースとなるトランシーバーまたはPLL コンフィグレーションを定義し、2 つ目のコンフィグレーションでモディファイド・コンフィグレーションまたはターゲット・コンフィグレーションを定義します。以下に示す表に従って、IP Parameter Editor を使用しトランシーバー・ネイティブPHY またはPLL IP コアのベースとなるコンフィグレーションとモディファイド・コンフィグレーションを作成します。
Native PHY またはPLL のインスタンス | 必要なパラメーター設定 | 保存先 |
---|---|---|
ベース・コンフィグレーション |
このフローでは、Configuration file オプションをオンにする必要があります。 |
または、
|
モディファイド・コンフィグレーション |
|
または、
|
ネイティブPHY IP コアあるいは送信PLL IP コアのダイナミック・リコンフィグレーションを実行する際は、インテルは、「ダイナミック・リコンフィグレーション実行の手順」の項に記載されたフローを実行することを推奨します。