インテル® Arria® 10 トランシーバーPHY ユーザーガイド

ID 683617
日付 4/20/2017
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ドキュメント目次

5.3.1.2. バイト・シリアライザー

トランスミッタ・チャネルはFPGA ファブリックと比べてより高いクロックレートで動作可能であるため、特定のアプリケーションでは、FPGA ファブリックはトランスミッタ・チャネル (PCS) と同じクロックレートで動作することができません。バイト・シリアライザーは、FPGA ファブリック・インターフェイスのクロックレートを最大制限値以下に保ちながら、トランスミッタ・チャネルがより高いデータレートで動作することを可能にします。これは、チャネル幅 (FPGA ファブリック‐PCS 間のインターフェイス幅) を2 倍または4 倍に増加し、クロック (tx_clkout) レートを2 あるいは4 で分割することで実現します。バイト・シリアライザーはディスエーブルするか、あるいはSerialize x2 またはSerialize x4 モードで実行可能です。

図 248. バイト・シリアライザーのブロック図