インテル® Arria® 10 トランシーバーPHY ユーザーガイド

ID 683617
日付 4/20/2017
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ドキュメント目次

2.7.2.1.8. PCIe* リバース・パラレル・ループバック

PCIe リバース・パラレル・ループバックは、Gen1、Gen2、およびGen3 データレート向けPCIe 機能コンフィグレーションでのみ使用可能です。受信したシリアルデータは、レシーバーCDR、デシリアライザー、ワードアライナー、およびレートマッチFIFO バッファーを通過します。データは次にトランスミッタ・シリアライザーにループバックされ、トランスミッタ・バッファーを介して送出されます。受信したデータは、rx_parallel_data ポートを介してFPGA ファブリックでも使用可能です。このループバック・モードは、PCIe 仕様2.0 に基づいています。Arria 10 デバイスは、このループバック・モードを有効にするための入力信号pipe_tx_detectrx_loopback を提供します。

注: PIPE コンフィグレーションでサポートされるのは、このループバック・オプションのみです。
図 96. PCIe リバース・パラレル・ループバック・モードのデータパス