インテル® Arria® 10 トランシーバーPHY ユーザーガイド

ID 683617
日付 4/20/2017
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ドキュメント目次

5.3.2.1.4. 確定的レイテンシー・モードのワードアライナー

確定的レイテンシー・モードでは、ステートマシンはビット・レベル・レイテンシーの不確実さを取り除きます。PMA のデシリアライザーは、リセット状態を終了するときにビット・レベル・レイテンシーの不確実さを作成します。

PCS はPMA からの着信データでパターン検出を実行します。PCS は、境界をクロックスリップするシリアルビットの数をPMA に示した後に、データをアライメントします。

着信データをリアライメントする必要がある場合、別のパターン・アライメントを開始するためにrx_std_wa_patternalign を再度アサートする必要があります。rx_std_wa_patternalign をアサートすると、ワード・アライメントが既に同期を達成している場合、同期を失う可能性があります。これによりrx_syncstatus がLow になることがあります。

表 256.  PCS-PMA 間のインターフェイス幅とプロトコルの実装
PCS-PMA インターフェイス幅 プロトコルの実装
8 Basic
10
  • Basic
  • Basic rate match
  • CPRI
  • PCIe* Gen1 およびGen2
  • GigE
16 Basic
20
  • CPRI
  • Basic
  • Basic rate match