インテル® Arria® 10 トランシーバーPHY ユーザーガイド

ID 683617
日付 4/20/2017
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ドキュメント目次

2.6.6.9. XAUI PHY のインターフェイス

FPGA ファブリックへのXAUI PCS インターフェイスには、SDR XGMII インターフェイスを使用しています。このインターフェイスはシンプルなバージョンのAvalon-ST プロトコルを実装しています。このインターフェイスには、ready 信号やvalid 信号が含まれていません。したがって、ソースはデータをいつでも駆動し、また、シンクは常にデータを受信する準備を整えておく必要があります。

Avalon-ST プロトコルについてのタイミング図も含めた詳細は、Avalon Interface Specifications を参照してください。

選択したパラメーターに応じて、アプリケーション・インターフェイスは156.25 Mbps または312.5 Mbps のいずれかで動作します。いずれの周波数でも、データはクロックの立ち上がりエッジでのみ駆動されます。帯域幅要件を満たすために、データパスは標準的な4 バイトのデータおよび4 ビットのコントロールではなく、8 バイト幅で8 のコントロール・ビットを伴います。XAUI PHY IP コアは、データパスを2 つの32 ビット・データバスとして扱い、また、それらをインターリーブし、下位バイトから開始するロジックを含めます。

図 88. インターリーブされたSDR XGMII データマッピング