インテル® Arria® 10 トランシーバーPHY ユーザーガイド

ID 683617
日付 4/20/2017
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ドキュメント目次

6.15.1. アルテラ・デバッグ・マスター・エンドポイント (ADME)

ADME は、システムコンソールを介してトランシーバーおよびPLL レジスターにアクセスを提供する、JTAG ベースのAvalon メモリーマップ (Avalon-MM) マスターです。 ADME は、ネイティブPHY およびPLL IP コアのDynamic Reconfiguration タブにあるEnable Altera Debug Master Endpoint オプションを使用してイネーブルすることができます。ADME を使用する際、Quartus Prime ソフトウェアはUSB やJTAG をはじめとするネットホストへ接続するためにデバッグ・インターコネクト・ファブリックを挿入します。ネイティブPHY IP インスタンスに複数のチャネルがある場合、Share Reconfiguration Interface パラメーターを選択します。

デザインでADME をイネーブルする場合、以下を実行する必要があります。

  • Avalon-MM マスターをリコンフィグレーション・インターフェイスに接続します。
  • または、reconfig_reset 信号を接続し、reconfig_writereconfig_readreconfig_address およびreconfig_write のリコンフィグレーション・インターフェイスのデータ信号をグラウンドに接続します。リコンフィグレーション・インターフェイス信号が適切に接続されていない場合、ADME のクロックまたはリセットはなくなり、ADME は期待どおりに機能しません。