インテル® Arria® 10 トランシーバーPHY ユーザーガイド

ID 683617
日付 4/20/2017
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ドキュメント目次

3.9.4. スキューの計算方法

チャネル間の最大スキューを計算するには、以下のパラメーターを使用します。

  • PMA-PCS データパス・インターフェイス幅 (S)
  • 各チャネルのFIFO リセットのデアサート間におけるパラレル・クロックサイクル数の最大差 (N)

チャネル間スキューを計算する際、以下の5 つのシナリオを考慮します。

  • 非ボンディング

    この場合、PMA とPCS の両方が非結合です。スキューは0 UI から[ (S-1) + N*S] UI の範囲です。

  • x6/xN クロック・ネットワークを使用するPMA ボンディング

    この場合、PCS は非結合です。スキューは[0 to (N*S) ] UI + x6/xN クロックスキューの範囲です。

  • PLL フィードバック補償クロック・ネットワークを使用するPMA ボンディング

    この場合、PCS は非結合です。スキューは[0 to (N*S) ] UI + (リファレンス・クロックスキュー) + (x6 クロックスキュー) の範囲です。

  • x6/xN クロック・ネットワークを使用するPMA およびPCS ボンディング

    スキュー= x6/xN クロックスキューです。

  • PLL フィードバック補償クロック・ネットワークを使用するPMA およびPCS ボンディング

    スキュー= (リファレンス・クロックスキュー) + (x6 クロックスキュー) です。