インテルのみ表示可能 — GUID: mta1428277625615
Ixiasoft
インテルのみ表示可能 — GUID: mta1428277625615
Ixiasoft
6.12.4. ダイレクト・リコンフィグレーション・フローを使用したループバック・モードのイネーブルとディスエーブル
Arria® 10 デバイスは以下の3 つのループバック・モードを備えています。
- シリアル・ループバック
- リバース・シリアル・ループバック (プリCDR)
- リバース・シリアル・ループバック (ポストCDR)
ループバック・モードはレジスター空間へアクセスすることで動的にリコンフィグレーションすることが可能です。
シリアル・ループバック・モード
シリアル・ループバック・モードでは、パスはトランスミッタのシリアライザーとレシーバーのCDR の間に存在するため、CDR からのデータはシリアライザーから回復され、レシーバーシリアル入力ピンからのデータは無視されます。このモードはイネーブル/ディスエーブルが可能です。
シリアル・ループバック・モードをイネーブルするには、以下を実行します。
- ダイナミック・リコンフィグレーションの実行手順の手順1 から7 の必要な手順を実行します。
- アドレス0x2E1 にRead-Modify-Write を実行し、ビット0 を1’b1 に設定します。
- ダイナミック・リコンフィグレーションの実行手順の手順9 から12 の必要な手順を実行します。
シリアル・ループバック・モードをディスエーブルするには、以下を実行します。
- ダイナミック・リコンフィグレーションの実行手順の手順1 から7 の必要な手順を実行します。
- アドレス0x2E1 にRead-Modify-Write を実行し、ビット0 を1’b0 に設定します。
- ダイナミック・リコンフィグレーションの実行手順の手順9 から12 の必要な手順を実行します。
Native PHY IP Parameter Editor のEnable rx_seriallpbken port をオンにして、ポートを1’b1 にドライブすることでシリアル・ループバック・モードをイネーブルすることも可能です。
リバース・シリアル・ループバック・モード (プリCDR)
プリCDR モードでは、RX 入力バッファーを介して受信したデータは、TX 出力バッファーへループバックします。リバース・シリアル・ループバック・モードをイネーブルするには、以下のレジスターへRead-Modify-Write を実行します。
アドレス | ビット値 |
---|---|
0x137[7] | 1’b1 |
0x13C[7] | 1'b0 |
0x132[5:4] | 2’b00 |
0x142[4] | 1’b1 |
0x11D[0] | 1’b1 |
リバース・シリアル・ループバック・モード (ポストCDR)
ポストCDR モードでは、受信したデータはRX CDR を通過し、TX 出力バッファーへループバックします。リバース・シリアル・ループバック・モードをイネーブルするには、以下のレジスターへRead-Modify-Write を実行します。
アドレス | ビット値 |
---|---|
0x137[7] | 1'b0 |
0x13C[7] | 1’b1 |
0x132[5:4] | 2’b01 |
0x142[4] | 1'b0 |
0x11D[0] | 1'b0 |
リバース・シリアル・ループバック・モード (プリCDR およびポストCDR) のディスエーブル
リバース・シリアル・ループバック・モードをディスエーブルするには、Read-Modify-Write を実行しアドレスビットを以下の値に設定します。
アドレス | ビット値 |
---|---|
0x137[7] | 1'b0 |
0x13C[7] | 1'b0 |
0x132[5:4] | 2’b00 |
0x142[4] | 1'b0 |
0x11D[0] | 1'b0 |