インテル® Arria® 10 トランシーバーPHY ユーザーガイド

ID 683617
日付 4/20/2017
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ドキュメント目次

2.8.1.2. オート・ネゴシエーション

オート・ネゴシエーションが要求された際に、チャネルはサポートされる最高の周波数で初期化し、フレーム同期が成功しなければ、逐次的に低いデータレートへと切り替わります。デザインにオート・ネゴシエーションが必要な場合には、データ伝送で要求されるクロックを生成するために必要なPLL 数を最小限に抑えることができるように、ベース・データレートを選択します。

適切なベース・データレートを選択すると、ローカルクロック生成ブロック (CGB) 分周器の変更により、データレートの変更ができます。ベース・データレートを1 つにすることが難しい場合には、追加のPLL を使用して必要なデータレートを生成します。

表 200.  使用できるデータレートに推奨されるベース・データレートおよびクロック生成ブロック
データレート (Mbps) ベース・データレート (Mbps) ローカルCGB 分周
1228.8 9830.4 8
2457.6 9830.4 4
3072.0 6144.0 2
4915.2 9830.4 2
6144.0 6144.0 1
9830.4 9830.4 1