インテル® Arria® 10 トランシーバーPHY ユーザーガイド

ID 683617
日付 4/20/2017
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ドキュメント目次

5.2.1.7. Interlaken ディスパリティー・ジェネレーター

Interlaken ディスパリティー・ジェネレーター・ブロックはInterlaken プロトコル仕様に準拠しており、DC バランスされたデータ出力を提供します。

Interlaken プロトコルは、送信データを反転させることにより、10Gb イーサネットで使用される64B/66B コーディング方式の無制限のベースライン変動やDC の不均衡を解決します。ディスパリティー・ジェネレーターは送信データをモニターし、ランニング・ディスパリティーが常に±96 ビット境界内にあることを確認します。また、ディスパリティー・ジェネレーターは、データが反転されたかどうかをレシーバーに知らせるために、67 番目のビット (ビット66) を追加します。

表 251.  反転ビットの定義

ビット66

説明

0

ビット[63:0]は反転されていません。レシーバーは、このワードを変更せずに処理します。

1

ビット[63:0]は反転されています。レシーバーはこのワードを処理する前にビットを反転します。

注: Interlaken ディスパリティー・ジェネレーターは、Interlaken プロトコルを実装するために使用することができます。