インテルのみ表示可能 — GUID: mta1400110577154
Ixiasoft
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2.9.2.10. 8B/10B TX ディスパリティー・コントロール
ディスパリティー・コントロール機能は、8B/10B デコーダーからの出力のランニング・ディスパリティーを制御します。
- tx_forcedisp:ディスパリティー値が強制されるべきかどうかを示すコントロール信号
- tx_dispval:強制されているランニング・ディスパリティーの値を示す信号
以下の図に、Basic single-width mode で負のディスパリティーになるはずだった/K28.5/ を強制的に正のディスパリティーの/K28.5/ にすることによって修正している現在のランニング・ディスパリティーを示します。この例では、一連の/K28.5/ コードグループが連続して送信されています。ストリーミングは、全体のディスパリティーを中立に保つために、正のランニング・ディスパリティー (RD+) /K28.5/ と負のランニング・ディスパリティー (RD-) /K28.5/ を交互に繰り返しています。n + 3 のタイミングでの現在のランニング・ディスパリティーは、n + 4 のタイミングでの/K28.5/ が負のディスパリティーでエンコードされるべきことを示しています。しかし、n + 4 のタイミングでtx_forcedisp がHigh であり、また、tx_dispval がLow であるため、n + 4 のタイミングでの/K28.5/ は正のディスパリティー・コードグループとしてエンコードされます。