インテルのみ表示可能 — GUID: nik1398707127605
Ixiasoft
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5.2.1.4. 64B/66B エンコーダーとトランスミッタ・ステートマシン (TX SM)
64B/66B エンコーダーは、クロックの回復にあたってDC バランスおよび十分なデータ遷移を達成するために使用されます。これは、IEEE802.3-2008 仕様の条項49 に従って64 ビットXGMII データと8 ビットXGMII コントロールを10GBASE-R 66 ビットのコントロールまたはデータブロックにエンコードします。
66 ビットでエンコードされたデータには、レシーバーPCS がブロック同期とビットエラー・レート (BER) のモニターに使用する2 つのオーバーヘッド同期ヘッダービットが含まれます。同期ヘッダーは、01 がデータブロック、10 がコントロール・ブロック向けです。同期ヘッダーはスクランブルされず、ブロック同期に使用されます。 (同期ヘッダーの00 と11 は使用されません。これが見られる場合、エラーを生成します。) 残りのブロックはペイロードを含みます。ペイロードはスクランブルされ、同期ヘッダーはスクランブラをバイパスします。
また、エンコーダー・ブロックは、IEEE802.3-2008 仕様に従ってデザインされたステートマシン (TX SM) を有します。TX SM はMAC レイヤから送信されるデータの有効なパケット構造を保証します。TX SM はまた、リセット状態でローカルフォールトを送信するだけでなく、10GBASE-R PCS の規則に違反した際にエラーコードを送信するといった機能を実行します。
64B/66B エンコーダーのリセット状態
64B/66B エンコーダーは、tx_digitalreset 信号によってリセットされます。リセット状態中、64B/66B エンコーダーは、8B/10B エンコーダーとは対照的に信号を出力しません。