インテル® Arria® 10 トランシーバーPHY ユーザーガイド

ID 683617
日付 4/20/2017
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ドキュメント目次

2.6.3.5.1. クロック・インターフェイスとリセット・インターフェイス

表 113.  クロック信号とリセット信号
信号名 入力/出力 説明
tx_serial_clk_10g 入力 10G PLL から10G PHY TX PMA を駆動する高速クロックです。このクロックの周波数は5.15625 GHz です。
tx_serial_clk_1g 入力 1G PLL から1G PHY TX PMA を駆動する高速クロックです。GbE を使用しない場合にはこのクロックは必要ありません。このクロックの周波数は625 MHz です。
rx_cdr_ref_clk_10g 入力 10G PHY RX PLL のリファレンス・クロックです。このクロックの周波数は644.53125 MHz または322.2656 MHz にできます。
rx_cdr_ref_clk_1g 入力 1G PHY RX PLL のリファレンス・クロックです。周波数は125 MHz です。このクロックは、1G が有効にされた場合にのみ必要です。
tx_pma_clkout 出力 10G TX PCS および1G TX PCS パラレルデータの駆動に使用するクロックです。たとえば、ハードPCS を10G モードでFEC を有効にせずにリコンフィグレーションした場合の周波数は257.81 MHz です。FEC を有効にした10G では周波数は161.13 MHz です。
rx_pma_clkout 出力 10G RX PCS および1G RX PCS パラレルデータの駆動に使用するクロックです。たとえば、ハードPCS を10G モードでFEC を有効にせずにリコンフィグレーションした場合の周波数は257.81 MHz です。FEC を有効にした10G では周波数は161.13 MHz です。
tx_clkout 出力 TX パラレル・データ・ソース・インターフェイス用のXGMII/GMII TX クロックです。このクロック周波数は、10G モードでは257.81 MHz で、FEC を有効にすると161.13 MHz です。
rx_clkout 出力 RX パラレル・データ・ソース・インターフェイス用のXGMII RX クロックです。このクロック周波数は、10G モードでは257.81 MHz で、FEC を有効にすると161.13 MHz です。
tx_pma_div_clkout 出力 TX シリアライザーからの33 分周されたクロックです。このクロックをxgmii_tx_clk またはxgmii_rx_clk に使用します。10G での周波数は156.25 MHz です。周波数は、FEC の有効または無効にかかわらず同一です。
rx_pma_div_clkout 出力 CDR リカバリークロックからの33 分周されたクロックです。10G での周波数は156.25 MHz です。周波数は、FEC の有効または無効にかかわらず同一です。このクロックは、10G RX データパスのクロック駆動には使用されません。
tx_analogreset 入力 トランシーバーPHY のアナログTX 部分をリセットします。mgmt_clk と同期します。
tx_digitalreset 入力 トランシーバーPHY のデジタルTX 部分をリセットします。mgmt_clk と同期します。
rx_analogreset 入力 トランシーバーPHY のアナログRX 部分をリセットします。mgmt_clk と同期します。
rx_digitalreset 入力 トランシーバーPHY のデジタルRX 部分をリセットします。mgmt_clk と同期します。
usr_seq_reset 入力 シーケンサーをリセットします。PCS のリコンフィグレーションを開始し、AN かLT またはその両方のモードが有効になっている場合には、これらを再開させます。mgmt_clk と同期します。